なるほど。
ちなみに日能研は、知ってますか?
日能研は大手中学受験塾の名前です。
特に私立中学受験に実績があって、毎年、名門校へ数多くの合格者を出しています。
かあさんが今回疑問に思った『R4偏差値』というのは、日能研が全国模試の結果データから算出した偏差値の事です。
以下、R4の詳細説明と、あわせて中学偏差値、高校偏差値の違いについて解説していきたいと思います。
中学受験について、これから情報を集めようとされてる方は、是非参考になさってください。
この記事を読んでわかること
- 中学受験における日能研『R4偏差値』とはなにか?詳しく解説していきます。
おすすめ
『日能研に通っているけどついていけない。成績もあがらない』
そこで、おすすめなのが『家庭教師との併用』です。
以下の記事で詳しく解説しています。
中学受験における日能研『R4偏差値』とは?
「R」は合格率の各段階(RANGE=レンジ)のことです。
「R4」=合格可能性80%、「R3」=50%、「R2」=20%という意味です。
また、R4には、予想R4と結果R4があります。
R4偏差値とは?
「R4」とは、日能研が算出した合格可能性80%ラインのこと。
予想R4と結果R4がある。
- 【予想R4】
その年の入試本番前に日能研が過去のデータから算出した合格率80%の偏差値のこと。 - 【結果R4】
その年の入試本番後に日能研が入試結果のデータから算出した合格率80%の偏差値のこと。
- R4=合格予想(結果)率=80%ライン
- R3=合格予想(結果)率=50%ライン
- R2=合格予想(結果)率=20%ライン
『R4偏差値』とは、日能研の算出した合格率80%の偏差値の事です。
つまり、「この偏差値まで学力が達していれば、80%の確率で合格できるでしょう」という偏差値表になります。
実は、中学受験の偏差値は各塾によって様々です。
その中でも日能研と四谷大塚の偏差値表が、よく使われます。
偏差値は各塾が主催している模試のデータから算出しています。
日能研であれば、日能研主催の全国公開模試があります。
四谷大塚であれば、四谷大塚主催の合不合判定テスト、公立中高一貫校対策実力判定テスト、学校別判定テストなどがあります。
これらは大規模な公開模試で、例えば日能研の全国公開模試は全国12,000人の小学生が受験します。
そうです。
前述したとおり、各大手予備校で公開模試は行われていますが、特に、この2社は大手なので受験生が多く、受験生の学力の幅も広いため、一般的によく使用されるというわけです。
よくご存じですね。
SAPIX(サピックス)は、現在私立中学受験では抜群の実績を上げている塾です。
SAPIX(サピックス)にも公開模試があるんですが、かなり難易度高めです。
難関中学を志望する子達が多く受験するので偏差値が低めに出てしまうんです。
だから、「一般的な偏差値」という意味では参考にできないです。
逆に言えば、SAPIX(サピックス)の模試で、結構高い数字が取れれば難関中学を狙いやすいってことになります。
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中学受験偏差値と高校受験偏差値の違い
「中学受験をする」と決めて、今後勉強を進めていくわけですが、現在の学力によっては偏差値40とか、45とか取ってしまう事があります。
そうですよね。
偏差値40とか、45というと一般的にいうと学力が高いとは言えませんよね。
ただし、たぶん、それは高校受験の偏差値の感覚かもしれません。
中学受験を受ける人達というのは、全国の中で一握りです。
勉強に対して、それなりに意識を高く持っている人達ということになります。
つまり、全体からみると比較的、学力が高い集団であると言えます。
それに対して、高校受験は、全国ほとんどの中学3年生が受けますよね。
一握りの比較的、学力の高い中学受験集団での偏差値45だとしても、全国ほとんどの中学3年生が受ける高校受験の中においては偏差値60くらいになります。
はい。
一般的に言われている事です。
大体、中学受験と高校受験では偏差値が10~15違うと、いわれています。
まだまだ、中学受験をする層がごく少数であるということですね。
難関校で高校募集を停止する学校も、ちらほら増えていますが、中学受験が今後もっと一般的になってくれば、この差が少しずつ狭くなっていきます。
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最後に
今回は、日能研偏差値『R4』と中学偏差値、高校偏差値の違いについて解説しました。
そうですね。
最初は、ふんわり分かっていればイイと思います。
徐々に理解できるようになると思います。
そして、この偏差値表を習慣のようにチェックする日がくると思います。
あ~、恐ろしい・・・
合格の目安・指標ですからね。
否が応にも確認し続けることになります。
人によって、四谷大塚偏差値、SAPIX(サピックス)偏差値と参考にする一覧の好みがあるんですが、私はR4偏差値派だったので、更新されるたびにR4偏差値をチェックしていました。(今もしてます)
だから、このブログのデータ関係はR4偏差値を参考にしている事が多いです。
私見ですが、日能研のR4が一番見やすいし、標準な気がするんですよね。
どんな学校があるか、一度確認してみてください。
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