こんにちは。
亮介です。
乃木坂46の楽曲で「きっかけ」という曲があります。
その曲の歌詞にこんな一節があります。
いつリンク切れするか分かりませんが、一応YouTubeのリンクも貼っておきます。
「生きるとは選択肢 たった1つを選ぶこと」
とても良い曲で、歌詞も全体的に非常に共感できるんですが、この一節がなんといっても良くてですね。
人生を要約しているように思います。
まさしく人生とは選択の連続です。
選択の積み重ねが人生と言ってもいいかもしれません。
何時に起きるか?
何を食べるか?
何を着るか?
何を勉強するか?
誰と遊ぶか?
小中義務教育の時は『学校に登校して勉強する』ということを国が義務づけています。良くも悪くもです。
音楽などで「支配されている」なんて言い方もされますが、モノは考えようでして、ある意味では「大人(国)の優しさ」とも言えるのです。
つまり、「あなた方はまだ小さな子供だから、せめて毎日1つだけは日々の軸となるやるべきことを決めておいてあげます」ということです。イコール「学校に行く」という事です。
成長していくにしたがって徐々に全てを自分の責任において選択することを余儀なくされます。
「自分のやること、居場所は自分で選択し確保せよ」ってことです。
それが義務教育の終了となります。
先日、長男の卒業式がありました。
とても良い式でした。
学年の雰囲気もクラスの雰囲気も良かったです。
長男が無遅刻無欠席で3年を過ごす事ができたのも納得しました。
これで義務教育は終了です。
4月からは自分で選択して生きていくことになります。
彼は高校に行くことを選択しました。
いわゆるモラトリアム期間を選択したわけです。
モラトリアムとは執行猶予期間の事です。
社会に出るまでの執行猶予という意味で使われます。
人によっては4月から社会に出て働く人もいるわけですから。
そういう意味でモラトリアムってことです。
まだ成人ではありませんが、大人扱いをされる年齢になったということですね。
親としても非常に感慨深いです。
なにげなく過ぎてしまっていますが、1人の人間を義務教育終了まで育てるというのはスゴイことだと思います。。
育てた自分達を褒めてもいいのではと思います。
また、ここまで無事生きられた幸運にも感謝しなくてはならないなと思います。
今後、彼がどのような選択をするかは分かりませんが、親はある程度子離れをして口を出し過ぎず彼の選択を見守らなければいけないなぁっと思いを新たにしました。