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【白鴎高等学校附属中学校を徹底解説】評判・偏差値・受検スケジュール・大学合格実績・合格に強い塾

とうさん
とうさん
都立中高一貫校受検しようと思っているんだけど、『都立白鴎高等学校附属中学校』ってどんな学校?

白鴎高等学校附属中学校は、府立高等女学校として明治21年に創立され、以来132年の歴史を持つ都立初の中高一貫校です。
平成17年(2005年)に都立初の中高一貫教育校として附属中学校が開校し、今年16年目を迎えました。

とうさん
とうさん
へ~。東京都で公立としては一番最初に中高一貫になった学校なんだね。

そうです。
併設型の公立中高一貫校は歴史のある学校が多いですが白鴎もそうです。
そして、1番最初に中高一貫になった公立校ですね。

次に立地ですが駅でいうと、

  • 東京メトロ大江戸線新御徒町駅
  • 東京メトロ銀座線田原町駅
  • 東京メトロ大江戸線浅草線蔵前駅

になります。

白鴎高等学校附属中学校は伝統的に生活指導にしっかりしている学校といわれています。

とうさん
とうさん
えっ?生活指導が厳しい学校なの?先生が竹刀持ってるとか?

いやいや。
今どき、先生が竹刀をもって生活指導している学校なんてないですよ。昭和じゃないんだから。(僕らの時代はマジでいましたけどね。コントかw)

白鴎の場合、特別厳しい指導をしているということではなく『身だしなみに気を付けて過ごす』ことをよく言われるようですね。

たしかに登下校の生徒たちを見ることがありますが、服装や頭髪の乱れもなく、身だしなみがしっかりしていて生活指導が行き届いている感じがします。

とうさん
とうさん
学風ってそういう所に出てくるよね

そうですよね。
そういう所って、何気なくみんな見てるんですよね。

学校の雰囲気は、国立大学・難関校への進学者を多数輩出する進学校ではあるにも関わらず、キリキリと勉強する印象はなく学校生活を健康的に楽しんでいる感じです。

大きな行事として『白鴎祭』という文化祭があります。
生徒の自主性に任せた企画や、クラス全体が楽しんでいる一体感を感じられ『入学して一緒にできたら楽しいだろうな』と期待で心が膨らむでしょう。
一度、行ってみることをおすすめします。

進学校ですので勉強のペースについていくのは大変かもしれませんが、この学校の校風であれば学校生活ものびのびと楽しめそうですね。

とうさん
とうさん
とても快活な印象のある学校だね

まさしくそうですね。
この記事では都立白鴎高等学校附属中学校の基本情報・受検スケジュール・大学進学実績など数字的なことまで詳しく解説していきます。

この記事で分かること

都立白鴎高等学校附属中学の

  1. 基本情報
  2. 大学合格実績
  3. 受検スケジュール
  4. 白鴎への合格実績のいい塾

この記事の執筆者

リョウスケ

✓教育ブログ歴9年。月々130,000PV。
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都立白鴎高等学校附属中学校の評判。どんな学校?詳しく解説します。

東京都立白鴎高等学校附属中学校の基本的な情報を解説していきます。

前項でも書きましたが、併設中学は2005年に設置されました。
つまり、中高一貫校になったのは2005年からってことですね。

とうさん
とうさん
なるほど。『併設校』ってことは、高校からの募集があるってことだね?

そうですね。
通常、『中等教育学校』は高校募集がありませんが『○○高校付属中学』のような『併設型』の場合は、高校の募集があります。

しかし、残念なことに2022年度までで東京都立の併設校5校(武蔵・富士・両国・大泉・白鴎)の高校募集が停止になり、中学募集が拡大されました。

つまり、東京都立白鴎高等学校附属中学校は現在、高校での募集をおこなっていません

とうさん
とうさん
そうなの!?ってことは、都立中高一貫校は人気も上がってるから中学受検がますます激戦になりそうだね

そうですね。
現在『高校受験からでいいや』と考えている層も「高校募集が停止される」と聞けば中学受検にシフトすることもあり得るでしょうから倍率は上がるでしょうね。

公立中高一貫校の場合は、精神年齢的にも同じレベルの子たちが集まるので生徒間の距離感も魅力ですし、公立ですので中学3年間の学費は無償、高校も今の東京都の政策のままいけば無償です。(もちろん、学費以外の制服代・教材費などなどは必要ですのでご注意ください。)

非常に魅力的ですね。

白鴎の教育理念は

教育理念

  • 「開拓精神」を教育理念として掲げ、自分の意志と努力で自己を開発する精神、いかなる苦難にも耐え、人生を切り開く力、社会の進展に寄与する意欲を持つ生徒を育てること

としています。

学習指導の面では、

学習指導目標

  • 主体的・創造的・協働的に取り組める生徒を、中学・高校の6年間で育てること

を目標としています。

具体的には、

  1. 1~2年では徹底した学習習慣と生活習慣の確立
  2. 3年では自律の準備、基礎学力の定着

を目指しています。

また『辞書は友達、予習は命』を合言葉とし放課後を使って補習をしたり、先生方も生徒が理解できるまで丁寧に教えることを心がけているそうです。

部活動も活発で、関東大会や都大会などで良い成績をたたき出している部が多数あるようですね。
文化部も和太鼓部、百人一首部、長唄三味線部などをはじめ、素晴らしい成績を残しています。

とうさん
とうさん
文武両道ってことだね

そうですね。

さらにさらに、白鴎は『世界で活躍できる人材育成』のための取り組みが盛んです。

具体的には、

  1. 将来の職業選択を見据えたキャリア教育のための「職業講話」
  2. 日本の文化伝統を理解することを入り口に世界の文化を知る「ダイバーシティ教育」
  3. グローバル人材育成のため「総合的な探究の時間」を利用した「課題解決型学習」
  4. 自分自身の基盤となる日本の伝統文化を体験し修得することを大切に考え、そうした教育の一環で行われる『地元上野・浅草に残る江戸の文化に触れる街歩き』

などの取り組みがされています。

キャリア教育に関しても様々な取り組みがされています。

その中でも、中学2年生で行われる『農村勤労体験学習』は、とても人気のある行事です。
東京では、なかなか経験することのできない『農業』に触れることができます。

とうさん
とうさん
日本文化と産業に大きな興味を持つきっかけとなりそうだね

家族単位ではできないことなので、ぜひ参加させてみたいですね。

都立白鴎高等学校附属中学校2025年偏差値・受検スケジュール

では、次に都立白鴎の偏差値・受検スケジュールを見ていきましょう。
2020年~2025年までのデータになります。

チェック!確認したい年のタブをクリックしてください。

とうさん
とうさん
2024年の倍率は3.96倍!かなり高倍率だね

そうですね。
とはいえ、都立都立中高一貫校の中では標準的な倍率ですね。

それと偏差値。

都立中高一貫校の偏差値は大学進学実績に比例して微妙に上がり下がりがあります。
この58というのは、直近の日能研R4偏差値を目安にしています。
四谷大塚・SAPIXなど各塾で偏差値を出していますが、当ブログでは日能研のR4偏差値を基準にしていることが多いです。

スケジュールに関しては、都立中高一貫校は同日実施になっていて日時も毎年同じような日時です。

受検日・合格発表日

■受検日■
2月3日

■合格発表日■
2月9日

とうさん
とうさん
大学の進学実績はどう?

では、次に大学進学実績を確認していきましょう。

都立白鴎高等学校附属中学校2024年大学合格実績

では、次にの都立白鴎2024年まで過去7年間の、主要国立大、早慶上理GMARCHの合格実績をみていきましょう。

まずは主要国立大学の合格実績になります。(現役の数字です)

続いて、早慶上理GMARCHの実績です。

とうさん
とうさん
2024年は卒業生の14.1%が主要国立合格。早慶上理の合格率が卒業人数にたいして42.7%。早慶上理GMARCHは122.3%。公立の進学校としてみると悪くない数字だよね

そうですね。
東大合格数が2。
主要国立に関しては、卒業生の14.1%が合格しています。
早慶上理GMARCHに関してもトータルで269の合格数を獲得していますから、1/3で考えても89です。
卒業生が220名ですから、89ってことは40.4%。

あくまで予想ですが、卒業生のうち40.4%が国立 or 早慶上理GMARCH以上の大学に進学するのではないかと想定できます。

2024年は、2023年から20%くらいアップした感じですね。

とうさん
とうさん
公立で学費が安いうえに、中高一貫で高校受験無。その上、この進学実績となると、なおさら入学させたくなる・・・

そうですよね。
では、都立白鴎への合格実績の良い塾はどこでしょうか?
ちょっと調べてみましょうか。

都立白鴎高等学校附属中学校、合格に強い塾はどこ?

では、次に都立白鴎の合格実績の良い塾は、どこでしょうか?
大手塾の2019年~2024年、6年間の合格実績を見てみましょう。

チェック!確認したい年のタブをクリックしてください。

とうさん
とうさん
都立白鴎に関しては、ena=108でトップ。栄光ゼミナール=18で2番手だね。

そうですね。
都立白鴎は2024年の入学者数が164名ですからenaと栄光ゼミナールで126名と76.8%を占めています。

この表を見てもらえばわかるとおり、今の所、公立中高一貫校受検に関しては、enaが圧倒的な合格実績を誇ることが分かりますね。

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苦手な部分だけ効率的に指導してもらえますし、並ばずいつでも質問できます。
以下の記事では『公立中高一貫校対策』をしてくれる家庭教師を厳選して紹介しています。
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最後に

今回は都立中高一貫校、都立白鴎高等学校附属中学校に関して詳しく解説してみました。

とうさん
とうさん
どんな学校なのか。受検スケジュール、大学合格実績、塾に関して、よくわかったよ。

白鴎を目指したご家庭の親御さんに

『白鴎はどんなお子さんにオススメできますか?』

と聞いたところ、

ポイント

白鴎は『体育会系』というよりは『伝統文化を大切にしている学校』です。
勉強が好きというよりは、問題解決が好きだったり、立てた目標に向かってマイペースで努力を続けられるお子さんにおススメする学校です。
将来の大学受験を見据えつつ、中学校生活を楽しむことができますよ。

とのことでした。

倍率3.96倍と狭き門ではありますが、目標とすべき価値のある学校であることはいうまでもありませんね。

公立中高一貫校受検のテストである『適性検査』も、対策の練りにくい、かなり特殊なテストではありますが、しっかり戦略を練って臨めば十分対応できるはずです。

公立中高一貫校の適性検査には作文問題が出題される事が多いです。
作文は、自分の意見を理路整然と論理的に表現する力が必要になります。

この力は一朝一夕では身につきません。
作文力アップのためには、まず文章に触れ読むことが必要です。

ご家庭で手軽にできる対策として、僕は「子供新聞」の購読をおススメしています。
作文力アップだけではなく、新聞を読むことで、普段、興味のない社会情勢に触れる機会を持つ事も出来ます。

つまり、中学受験に必ず出題される時事問題対策にもなるという事です。
子供新聞に関しては、以下の記事で詳しくまとめていますので、ご興味のある方はどうぞ一読ください。

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新聞のように間接的ではなく、直接的に「作文力」を鍛えることができるので是非利用してみてください。

そしてもう一つ、受験(受検)に大切なのは『時間の使い方』です。

時間は巻き戻せません。
ライバルに差をつけるために、特に最後の1年間は『時間を効率的』に使った方がいいです。

これは経験者の体験談としてです。

残り少ない時間を有効に使うために、不明点があったらすぐ聞ける環境を整えておくことは非常に大切です。
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>>>【授業外いつでも質問できる!】オンライン家庭教師各社のサポートサービスを徹底解説

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オンライン家庭教師はリアルな塾に比べて料金が比較的安く、週1回で受講できる学校もあります。

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その上、世の中がこの状況です。
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オンライン家庭教師の詳細はこちらの記事で紹介しています。

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公立中高一貫校受検は1チャンスです。
1校しか受検できません。

悔いの残らない受検となるよう、しっかり受検戦略を練って進めていきたいですね。

都立中高一貫校紹介ページ

この記事の監修者

中学受験(受検)のアレコレロゴ
中学受験(受検)のアレコレ編集部

中学受験・公立中高一貫校受検情報のブログ。2024年で運営9年目。9年間の経験をもとに中学受験、高校・大学受験・教育の情報・学習サービスについて各校・各地域のデータをまとめながら詳しく解説しています。その他、中高の生活・子育ての話。 役立つ情報満載です。⇒運営者情報はコチラ
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