男子なら開成?、麻布?、駒東?
女子なら桜蔭?、JG?、雙葉?
また、6年後に受験ですか?
いやいや、僕はもう受験はうんざりです。
東大を目指すご家庭なら別として、自分の子供がこのくらいハイレベルな学力を持っているならば間違いなく慶應か早稲田の付属を推します。
男子でも女子でもです。
数年前に女優の芦田愛菜さんが慶應義塾女子に進学されましたね。
彼女は他にも同レベルの学校に合格し、最終的に慶應を選択したそうです。
彼女は女優として仕事をしています。
6年後、また仕事を休んで受験勉強をすることは難しい。
よっぽどの事が無ければエスカレーター式に内部進学ができる慶應を選んだのではないかと思うんですよね。
学費は女優業をしていれば、最悪自分で払えますし。
先を見越した、とても頭のイイ方の選択だと思いました。
人生も、学校も、受験も中学受験が終わりではありません。
6年後、今と同じレベルの学力を維持できる保証なんてどこにもないですからね。
そういう意味で、僕は「もし、子供がもう一度受験をするなら?」間違いなく大学付属の学校を選択すると思います。
とはいえ、付属校に進学しても付属大学に進学できなくては意味がありませんよね?
では、大学付属校の内部進学率は各校どのくらいでしょうか?
この記事では、大学付属校の内部進学率を詳しく解説していきます。
この記事を読んでわかること
- 早慶MARCH付属校の大学内部進学率を徹底調査しました
もくじ
早慶MARCH付属高校の大学内部合格率ってどのくらい?
『付属校に入れば全員が100%付属大に進学できるの?』と言われれば、そんなことはありません。
そこで、この記事では早慶MARCH付属高校の大学内部合格率を調査してみました。
早稲田大学付属校からの内部進学率
学校名 | 内部進学率 | 卒業数(2022年) | 内部進学数(2022年) |
---|---|---|---|
早稲田大学高等学院 | 96.7% | 490 | 474 |
早稲田実業 | 97.8% | 418 | 409 |
早稲田大学本庄 | 98.8% | 340 | 336 |
早稲田高等学校 | 52.0% | 306 | 159 |
早稲田摂陵 | 8.4% | 298 | 25 |
早稲田佐賀 | 48.0% | 229 | 110 |
慶應義塾大学付属校からの内部進学率
学校名 | 内部進学率 | 卒業数(2022年) | 内部進学数(2022年) |
---|---|---|---|
慶應義塾高校 | 99.0% | 706 | 699 |
慶應義塾女子高校 | 95.0% | 199 | 189 |
慶應義塾湘南藤沢 | 99.6% | 237 | 236 |
慶應義塾志木 | 99.2% | 243 | 241 |
明治大学付属校からの内部進学率
学校名 | 内部進学率 | 卒業数(2022年) | 内部進学数(2022年) |
---|---|---|---|
明大明治 | 92.6% | 258 | 239 |
明大中野八王子 | 90.3% | 310 | 280 |
明大中野 | 82.1% | 414 | 340 |
青山学院大学付属校からの内部進学率
学校名 | 内部進学率 | 卒業数(2022年) | 内部進学数(2022年) |
---|---|---|---|
青山学院高等部 | 87.2% | 414 | 361 |
青山学院横浜英和 | 53.5% | 157 | 84 |
浦和ルーテル学院 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
立教大学付属校からの内部進学率
学校名 | 内部進学率 | 卒業数(2022年) | 内部進学数(2022年) |
---|---|---|---|
立教池袋 | 85.8% | 148 | 127 |
立教新座 | 84.2% | 316 | 266 |
立教女学院 | 71.6% | 183 | 131 |
香蘭女学校 | 57.7% | 168 | 97 |
中央大学付属校からの内部進学率
学校名 | 内部進学率 | 卒業数(2022年) | 内部進学数(2022年) |
---|---|---|---|
中大杉並 | 92.6% | 353 | 327 |
中央大学高校 | 90.9% | 175 | 159 |
中大付属高校 | 86.3% | 387 | 334 |
中大付属横浜 | 83.7% | 331 | 277 |
法政大学付属校からの内部進学率
学校名 | 内部進学率 | 卒業数(2022年) | 内部進学数(2022年) |
---|---|---|---|
法政大学高校 | 93.0% | 227 | 211 |
法政二校 | 91.5% | 620 | 567 |
法政国際 | 83.3% | 311 | 259 |
これを見ると、全体的に内部進学率が高いことはお分かりいただけると思います。
特に、慶應義塾大学は全校驚異の90%以上の内部進学率です。
これはアドバンテージは大きい。
文科省が2023年度入試から『私立大学定員管理の厳格化』を緩和したとされていますが、だからといって難関私立大学の難易度が下がったわけではありません。
では、志望大学を手堅く安全志向で行くか?
いやいや。
それより、その前の段階、中学受験で固く進路を決定していくってが今後の主流になるのではないでしょうか。
ちょうど、中学受験の学校選び、受験日程のスケジュールを組んでいる方々もいらっしゃると思いますが、こういう考え方もあると思いますということです。
参考にしてみてください。
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最後に
受験を目の前にすると、
「受験=勝負、試合、勝ち負け」
と錯覚してしまう方が多くいます。
僕もそうです。
- 「どこどこの子よりも良い学校」
- 「今の偏差値より、もっと高い偏差値レベルの学校へ」
- 「負けるわけにはいかない」
お子さんはともかくとして、親はそれでは良くないです。
受験は勝負ではなく、お子さんの「進路」であることを忘れてはいけません。
「とにかく偏差値の高い学校へ入学すればよい」と考えてはいけません。
お子さんの人生は合格して終了ではなく、合格後からがスタートです。
通学のしやすさとか、学校の雰囲気、部活、勉強以外の活動状況、さらには学校卒業してからの事。
をしっかり念頭に置いて受験先を決定していきたいですね。