以前、このサイトの別記事で『浜学園』の紹介をしました。
その記事でも紹介した通り、浜学園は
「灘は浜学園の内部進学」
と一部で揶揄されるほど灘中への抜群の進学実績を誇り、2022年2月現在で、
灘中への進学実績18年連続日本一
という関西屈指の中学受験進学塾です。
中学受験進学塾の名門校への進学実績でいえば、関東ではサピックス、四谷大塚、早稲田アカデミー、日能研などが有名ですが、関西圏では
- 浜学園
- 日能研関西
- 馬淵
- 希学園
- 早稲田アカデミー
などが有名です。
これらの進学塾は、関西圏の名門校への進学実績もよく、やはりなんといっても灘中への実績が良い塾ということになります。
塾選びをする際は『お子さんの性格と塾の相性』が最も重要ですが、『進学実績』は数字で明確になり一目瞭然で分かりやすいです。
そして『数字は嘘をつきません』
塾選びをする際のある一定の指標にはなるでしょう。
大切な我が子の将来のことを考えると、少しでも名門と呼ばれる学校へと進学してもらいたいと思うのが親心です。
そのために
「どの塾に通わせようかしら・・・」
と中学受験をする親ならば誰もが悩むはずです。
世の中にはあまりにも沢山の種類の塾があります。
『通わせるなら実績の信頼できる塾が良い』と考えるのも当然のことです。
それを踏まえ、今回は、創業63年という長い伝統を持ち18年連続灘中学合格者数日本一を誇る「浜学園」について詳しくご紹介します。
この記事を読んで分かること
- 灘中への進学実績No.1『浜学園』について、できる限り詳しく解説していきます
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もくじ
浜学園の基本情報
授業時間(1回あたり) | 様々なコースがあり、コースごとに違いがある。 ざっくり言うと1コマあたり40~55分が基本。 それを前半後半などに分けて行う。 例) 小6マスターコース(必修科目3科セット) 国・算1st 2nd・理 各講義110分 小6土曜マスターコース(国算理3科セット) 各科目 講義55分+復習テスト30~35分 小1マスターコース(国算2科セット) 各科目 復習テスト45分+講義45分 |
指導学年 | 小学生全学年 |
教室の場所 | 兵庫県・大阪府・京都府・滋賀県・奈良県・ 和歌山県・岡山県・愛知県・沖縄県 |
指導内容 | 集団授業 一部4~5名からなる少人数授業もあり |
講師 | 一軍(講師) 二軍(准講師) 三軍(レベルアップチューター・採点員・模試監督) |
指導教科 | 国・算・理・社 |
専用教材 | 浜学園オリジナル教材を使用 |
浜学園は、前身となる「英語・数学塾」の創設以来63年という長い指導歴を持つ名門塾です。
日本トップクラスの難関中学である灘中学の合格者をこれまで3,000名以上輩出し、2022年現在『18年連続灘中学合格者数日本トップ』という輝かしい実績を誇っています。
ただ、ひたすら授業を行って知識を詰め込むのではなく、まずは「学ぶことの楽しさを知る」ことに重きをおき、自ら考え発見する力を育ててくれます。
その先に、志望校合格があるということですね。
対象学年
浜学園は中学入試専門の学習塾です。
そのため、対象学年は小学生のみとなっています(コースによって対象外となる学年もあり)。
コース
大きく4つのコースが設定されており、その中でさらに『学年別』『志望校別』など細かなコースに枝分かれして設定されています。
以下、大まかな4つのコースを解説します。
マスターコース(小1~6)
浜学園の中核となるコースで、中学受験に必要な学力の養成を目指すコースです。
学力別にVSHの3クラスに分けられ、生徒さんそれぞれにあった授業や家庭学習が展開されます。
毎回復習テストを行うので、知識の漏れを見逃さず、2か月に1回開催される実力テストの結果でクラス替えを行うのでモチベーションを保つことができます。
土曜マスターコース(小2~6)
浜学園の教室が、自宅近くに無かったり、他の習い事との兼ね合いで平日に通塾するのが難しい生徒向けのコース。
週1回の通塾になりますが、マスターコースと同様の講義を受講することが出来ます。
クラス分けは4か月に1回、復習テストは申し込み制になりますが、利用することで一段と知識の定着を図ることができます。(※東海地区では開講されていないのでご注意ください)
特訓コース(小1~6)
このコースは
- 灘中合格特訓
- 最高レベル特訓(算数、国語、理科)
- 女子トップレベル(算数、国語)
- 日曜錬成特訓
- 日曜志望校別特訓
と、志望校のレベル別にさらに細かい特訓コースに分かれて受講する形になります。
どれも最難関中学校を受験する人向けの難易度となっており、公開学力テストで一定以上の順位を獲得していないと受講することができないようになっています。
Webスクール(小2~6)
ご自宅の近くに浜学園の教室が無い生徒向けの『映像授業サービス』です。
マスターコースや最高レベル特訓(算数・国語・理科)を受講することも出来ます。
教室受講と併用でき、いつでも受講することが可能なので利便性が高いですね。
講師
浜学園では、
- 一軍(講師)
- 二軍(准講師)
- 三軍(レベルアップチューター・採点員・模試監督)
の3種類の講師が在籍しています。
教室の責任者のチェックはもちろんのこと、『生徒による授業アンケート』を実施し利用者側の意見もすくい上げて客観的に評価し、常に最高水準の授業が保てるようにされています。
教材
浜学園では、63年の伝統の中で培ってきたノウハウを具体化した「オリジナル教材」を使用しています。
その日に行われた講義の内容は各教材の「要点のまとめ」「テーマの解説」の欄で振り返ることができます。
さらに、より深く学習内容を定着させるために演習問題が用意されているので、徹底的に知識を定着させることが可能です。
家庭学習をより効率的に・取り組みやすくするために『浜ノート(家庭学習用ノート)』が用意されています(1年生以外)。
問題演習用の回答欄や解き方のヒントが載っているので、筋道立てて問題を解く練習にもなります。
また、各テキストに付いている解説は、講義の板書よりも詳しいのでさらに円滑に家庭学習を進めることができます。
その他指導内容・設備
次に、アフターフォローなどについてです。
授業後のケアも完璧!「居残り強化指導」
申し込み制にはなりますが、授業後の最大30分間、当日の授業内容の補完と家庭学習の道しるべを指導する時間が設けられています。
このシステムから浜学園の「心のそこから子どもたちの成長を後押ししたい!」という思いが強く伝わってきますね。
わからないことを残さない!「難問解説サービス・難問解説集」
勉強を勉強を進めていく中で、解けなかった・わからなかった問題は「質問・解説用紙」に記入して提出することで、詳しい解答・解説が返却されます。(難問解説サービス)
また、このサービスで手に入れた詳細な解答・解説をまとめた冊子(難問解説集)には自分のわからないが詰まっています。
つまり「自分の伸びしろ集」を手に入れることが出来るので、とても効率的に勉強を進めることができます。
浜学園の特徴・メリット・デメリット
圧倒的な伝統と実績を持った塾ですので、あえて言うまでもないのですが、『浜学園』の特徴、メリット・デメリットを少しまとめていきます。
浜学園のメリット
まず、メリットから1つずつ解説していきます。
圧倒的な伝統と実績
これまで63年間の指導実績と、日本最難関の中学校である灘中学への合格者数が18年連続日本一であること。
浜学園を説明するならば、シンプルにこれに尽きます。
詳しいカリキュラムや指導方法、教材以前にこの伝統と実績は浜学園の教育の質の高さを物語っています。
これだけの結果を残し続けられているのは、それだけ多くの受験生から支持され続けているということにもなります。
これは浜学園にしかない目に見える分かりやすいメリットであると言えるでしょう。
レベルの高いクラスメイトが多く自分の意識も高まる
雑な言い方になりますが、一般的な学習塾では、勉強への意識が『高い生徒』『低い生徒』が一緒に勉強をすることがあります。
しかし、浜学園には『勉強への意識が高く』『実際学力レベルの高い』生徒が多いため、学習に取り組む環境が非常に良いです。
集中して勉強に取り組むことが出来るでしょう。
また、同じ志望校の生徒だけで構成された「日曜志望校別特訓」もありますので、さらにモチベーションを高く持ち受験勉強に取り組むことが可能です。
受験校の強制が無い
浜学園では、日本トップクラスの中学校に合格するためのハイレベルな教育がなされますが、だからと言って
- この学校を受験しなさい
というような強制は全くありません。
ご家庭の方針に沿って、生徒それぞれの希望と適性を考えた進路相談を徹底しています。
合格実績ばかり気にしている塾もある中、生徒のことを尊重した進路相談を実現しているのは素晴らしいポイントですね。
全ての授業に復習テストを実施している
浜学園では、講義で習った内容を少しでも定着させるために、全ての授業に対して復習テストを行っています。
また、2か月に1回実施される公開学力テストでは、それまでの総復習がされるとともに、自分のやり方が合っているのかという確認をすることもできます。
クラス分けの資料にもなるので、生徒さんのモチベーションにもつながります。
私は、成績アップの本質は復習にあると思っています。
- その日にやったことを忘れないように、もう一度チェックをする。
そうするだけで知識の定着が全く違います。
浜学園では、基本に忠実な『積み上げ式の学習』を実現していると言えますね。
浜学園のデメリット
続いてデメリットを解説していきます。
入塾できない可能性がある
根本的な問題になりますが、そもそも入塾できない可能性があります。
浜学園では、入塾テストが実施されます。
- 「学校の勉強がしっかりできている生徒なら合格出来る」
とのことではありますが、「学校の授業に全然ついていけてない」というような生徒の場合は入塾できない可能性があります。
3ヵ月の間、2回までなら入塾テストを受験することが出来ますので「どうしても浜学園が良いんです!」という場合は複数回受験してみても良いかもしれません。
1科目のみの受講はできない
浜学園では、どの学年も基本的に算数と国語の受講は必須になります。
- 「国語だけが苦手で…」
- 「理科だけの受講をしたいです…」
という場合は、浜学園ではそのような講義は開講されていないので、他の塾を検討する必要があります。
ただ、浜学園ではかなり質の高い授業が行われていますので、複数科目で受講して全体的に成績をベースアップしていくのが良い選択です。
私の知っている限り、他の塾でも1科目だけの受講するよりも複数科目を受講し全体的に底上げしている生徒の方が、最終的に成績の伸びが良い傾向です。
浜学園の合格実績について
浜学園の2022年のザックリした合格実績をチェックしてみましょう。(2022年2月24日現在)
本当に大まかな所だけピックアップしています。
関西圏
灘中 | 96 |
東大寺学園 | 150 |
洛南高付属中 | 147 |
大阪星光学院中 | 113 |
神戸女学院中 | 44 |
甲陽学院中 | 96 |
西大和学園中 | 234 |
六甲学院中 | 121 |
洛星中 | 89 |
関東圏
開成 | 24 |
筑駒 | 10 |
桜蔭 | 4 |
麻布 | 3 |
これはごく一部ですが、コレだけ見ても素晴らしい合格実績です。
全ての合格実績を確認するのであれば、以下のボタンから公式サイトをチェックしてみてください。
浜学園の指導料金(授業料)について
- 受講講座が多岐にわたること
- 学年によって費用が異なること
- 費用の誤認によるトラブルを防ぐため
浜学園では、公式サイトに指導料金を掲載していません。
- 入会金
- 授業料
- 教材費
- 年会費等その他費用
など、詳しい料金形態や教材費に関しては、以下のリンクから資料請求をして確認ください。
もちろん『無料』で資料請求できます。
浜学園の評判・口コミ
面倒見がよく、質問にもきちんと答えて指導してくださいます。復習テストの点が極端に悪かった時には、無料で補講もしてくれました。わかりやすく指導してくださるので、子どもも嫌がらずに通ってくれています。
引用元:https://loco.yahoo.co.jp/place/g-lPfviqHDx3U/review/
毎回宿題のチェック時に一言アドバイスも書いてくださっています。 テキストがしっかり作られているので、家で復習や宿題をする際にも勉強しやすいです。
引用元:https://loco.yahoo.co.jp/place/g-lPfviqHDx3U/review/
何より実績に裏打ちされており、しっかり塾についていけば大丈夫という安心感がある。様々な受験や勉強法に関する情報も発信してもらえる。
引用元:https://www.jyuku-search.com/blist/134.html?target=2&&page=3
全体的に浜学園に対して、丁寧な指導や無料の補講の実施など「面倒見が良い」という旨の口コミが多いように感じられました。
コマ数の兼ね合いから「料金が少し高い」という声もありましたが、それ以上に価値のある高品質な授業を受けることができるので、皆さん満足しているようですよ。
浜学園の無料資料請求・体験授業申し込み方法は?
浜学園は『無料で資料請求』『無料体験授業』を申し込むことが出来ます。
無料体験授業の場合、対象となるのは「マスターコース」か「土曜マスターコース」です。
体験授業ではあるものの、入塾テストを受けてクラス割りをしたうえで1週間の体験入塾を行うという形になります。
体験で1週間授業を受けることが出来るのは、生徒さんのモチベーションも高まりますし、とても嬉しい制度ですね。
希望科目のみの受講も可能なのでご気軽にお申し込みください。
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1公式サイトの『問い合わせ』をクリック
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2『問い合わせ』ページ下段の『無料体験入塾』をクリック
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3『無料体験入塾』ページの『WEB申し込みへ』をクリック
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4必要事項を入力して申し込み
以上で申し込み完了です。
もしも、
- 『無料体験授業はちょっと敷居が高い』
という場合は、まずは資料請求をしてみてはいかがでしょうか?
以下のボタンから公式サイトへ行き『資料請求』をクリック。
あとは、必要事項を入力して申し込めばオッケーです。
浜学園についてよくある質問
次に、よくある質問をいくつか紹介していきます。
Q1:自分の子どもがついていけるか心配です。大丈夫でしょうか?
浜学園では、実力テストによるクラス分けで生徒さんにあった学習環境に振り分けられます。
そのクラスによって家庭学習の量や難易度が調整されているので、安心して授業を受けることが出来ますよ。
Q2:授業についていけなくなった場合はどうすれば良いですか?
浜学園では、塾側で復習テストから授業についていけていない生徒を発見したり、保護者の方からの申し出により、不定期の補講を開催しています。
また、昨今の情勢を受け、ご自宅でいつでも何回でも繰り返し視聴することが出来る「Web講義」を受講することもできますので、そちらもご検討ください。
Q3:引っ越しをすることになりましたが、他の浜学園に教室変更することは可能ですか?
浜学園では、全教室全クラスが同じ進度で授業を行っているので、移籍をしてもそのままスムーズに勉強を再開することが出来ます。
Q4:最寄りの駅からの送迎バスはありますか?
こちらのページから各教室の運行状況をご確認ください。
最後に
この記事では『浜学園』について詳しく解説しました。
長い伝統と日本でもトップクラスの進学実績を誇る『浜学園』
実際に利用している方からの評判も良く、多くの方が成績の伸びを実感しています。
入塾テストというちょっとしたハードルがあるものの、1週間の体験授業も実施されています。
参加する分には何も損することはないので、気になった方は是非申し込んでみてください。
先ほども書きましたが、いきなり体験授業や入塾テストは敷居が高いという場合は、まずは『資料請求』をしてみてください。
無料ですので一切損がありませんし、これだけ実績のある塾ですので安心して申し込みいただけると思います。