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中学受験6年生からでも間に合う?合格のためにどうしたらいい?

6年生からの中学受験。合格のためにどうしたらいい?
とうさん
とうさん

6年生の我が子が中学受験に挑戦したいと言い出したんだけど、今からでもなんとかなる?

結論から言うと

  • 止めておいた方がよい

ということになります。

中学受験は甘いものじゃありません。

お子さんによっては低学年、少なくとも4年生から進学塾に通い中学受験用の勉強を始め、何年間もかけて臨みます。

それだけ用意しても第1志望に入れない子がいます。

その状況を考えた場合、今はグッとこらえ、その気持ちを高校受験にぶつけましょう。

とうさん
とうさん

でも、本人はヤル気になってるし、1度きりの人生だから本人のやりたいようにさせたいんだけど。なんとか形にする方法はないかな?

そうですね......どうしてもというならば、この1年間「戦略と覚悟」をもって取り組み、「高望み」をしなければ可能性がゼロというわけではないと思います。

この記事では、小学校6年生から中学受験に挑む場合の「戦略と覚悟」について詳しく解説していきます。

あくまで筆者の考えになりますが参考にしてもらえればと思います。

この記事を読んでわかること

  • 小学校6年生から中学受験に挑む場合の戦略と覚悟について詳しく解説していきます。

この記事の執筆者

リョウスケ

✓教育ブログ歴9年。月々130,000PV。
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6年生からの中学受験。合格のためにどうしたらいい?

まず、「この1年間どうしたらいいか?」戦略と覚悟を一覧にまとめます。

以下の通りです。

  • 1年間、他の習い事や遊びのことを考えず中学受験勉強に邁進(まいしん)すること
  • 受験できる外部模試は必ず受験し、お子さんの学力・位置を細かく把握する
  • 高望みをしない。難関校・伝統校に固執せず中堅校を目指そう
  • 一般的な集団塾だけでは、なかなか成績は伸びない
  • 「塾にフルコミットする=費用が増える」を覚悟しよう

1つずつ解説していきます。

1年間、他の習い事や遊びのことを考えず中学受験勉強に邁進(まいしん)すること

まぁ、これはご理解いただけると思います。

一般的に中学受験の勉強は、小学校4年生から本格的にスタートします。

他の子たちが4~6年の3年間で覚えていく内容を、1年間、いや10か月間(小6からなので)で覚えていくわけですから相当ハードになります。

時間的にもほとんどの時間を受験勉強に費やすことになります。

他の習い事をやっている場合は、この1年間は一度ストップせざるを得ないでしょう。
受験後に再開するくらいの覚悟が必要ですね。

また、遊ぶ時間も相当削る必要があります。

お子さんには可哀想かもしれませんが、そのくらいの覚悟をもって『1年間は中学受験勉強』に取り組みましょう。

お子さんだけでなく親も全面的にサポートしなくてはうまくいきません。

塾選び・塾の費用・必要であれば送迎・弁当作り・過去問コピー・お子さんの勉強に付き合う事もあるでしょう。

とにかく「3年間を10か月に凝縮して取り組む」つもりで親子共に中学受験に邁進(まいしん)する覚悟を持ちましょう。

受験できる外部模試は必ず受験し、お子さんの学力・位置を細かく把握する

4年生から塾に通っている場合は、外部模試はともかく塾内の模試は、かかさず受験しているはずです。

3年間のデータが残っていて「学力的にどの位置にいるか」「どの部分が強くて弱いか」が分かっています。

弱い部分を重点的に学習していけば効率よく学力を上げていくことができますよね。

しかし、6年生から始めるとなるとデータが全くありません。

お子さんの学力」「強み・弱み」が分からないと志望校を決めることも、どんな戦略・対策で学習に取り組んでいけばいいか分かりません。

そこで活用するのが『外部模試』です。

中学受験には、以下のように様々な外部模試があります。

各模試、難易度も受験者数も違います。

お子さんのレベルに合わせて活用するようにしましょう。

よく分からない場合は、とりあえず首都圏模試四谷大塚の合不合判定テスト日能研の全国公開模試は受験者数が多くお子さんの位置を把握しやすい模試なので受けるようにしましょう。

とにかく外部模試は必ず受験するようにしてください。

「彼を知り己を知れば百戦殆からず」です。

自分の位置・強み・弱みを知らずして勝利はありません。

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高望みをしない。難関校・伝統校に固執せず中堅校を目指そう

中学受験と言えば、有名な難関校・伝統校がいくつも存在します。

例えば、東京でいえば

  • 開成
  • 麻布
  • 桜蔭
  • 女子学院
  • 早稲田
  • 慶應
  • 渋渋

などなど、まだまだあります。

しかし、小学校6年生から目指すには、かなり高い壁といえます。

これらのレベルの学校に合格できるのは、中学受験をするお子さんの中でも上位数%です。

もちろん、元々学力が高いお子さんの場合、合格できるかもしれませんが一般的にいえばかなり難しいです。

これらの学校を例にあげるのはちょっと極端すぎたかもしれませんが、日能研のR4偏差値50以上の学校はかなり難関と言えます。

日能研R4偏差値がよく分からないあなたはこちらの記事を参考に。

まずは、前項でご紹介した外部模試や、塾で行われる学力診断テストを受けお子さんの現在の学力を把握し、お子さんの学力にあったレベルの志望校を目指していきましょう。

あまりにもかけ離れた学校を志望校にすることは、親子ともに精神的にかなり疲弊します。

偏差値の高い・伝統校だけが良い学校ではなく、お子さんの学力・性格に合った学校が良い学校です。

念頭に置いて志望校を選択していきましょう。

一般的な集団塾だけでは、なかなか成績は伸びない

「中学受験の塾」を考えた時、誰しもまず「大手の集団塾」に入塾することを考えると思います。

例えば、以下が大手集団塾になります。

しかし、大手塾のほとんどが低学年、少なくとも4~5年生からの予定で授業のカリキュラムを組んでいます。

そして、遅くとも6年生の10月頃までには授業を終え演習(過去問)や対策に移ります。

そういったスケジュールなので『6年生からの入塾は難しい』塾が多いです。

絶対とは言い切れないので、一度お近くの中学受験塾に相談してみてください。

また、入塾できたとしても塾のペースに合わせて学習を進めていくのは結構大変です。

それを考えた場合、入塾できたとしても集団塾だけで学力を上げていくのは難しいでしょう。

個人的には、集団塾ではなく

など生徒1人1人に合わせたカリキュラムを組んでくれる塾に相談されることをおすすめします。

会社によっては、受験情報が少ないところもありますので事前に状況を説明してお子さんと二人三脚で取り組んでくれる家庭教師・個別指導塾を選択するようにしましょう。

ココがおすすめ

  • メガスタ:プロ講師によるオンライン授業。プロ講師なら合格まで導いてくれるかもしれません
  • 家庭教師のトライ:皆さんご存じの家庭教師のトライです。学習ノウハウ・実績は信頼できます。派遣型・オンラインどちらも対応可能です。
  • 学研の家庭教師:これまた参考書・問題集でおなじみの学研が運営する家庭教師サービスです。こちらも派遣型・オンラインどちらも対応可能です。

「塾にフルコミットする=費用」が増えるを覚悟しよう

家庭教師や個別指導塾は、集団塾に比べて割高です。

しかも10か月間で一気に仕上げていくことを考えると、指導回数を増やすことになるでしょう。

家庭教師や個別指導塾は通常『1週間=2日間程度』のところが多いです。

お子さんの現状の学力にもよるとは思いますが、それでは絶対に足りません

それを踏まえると、塾費用はそれなりに覚悟しておく必要があります。

もちろん『費用が掛けられないので両親が教える』という選択肢もありますが、

  • お子さんの学力に合わせ年間の学習スケジュールを組み
  • 必要な教材を選び
  • 学習の管理、分からないときには教える

のは非常に難しいです。

親子共にかなり疲弊します。

それを考えた場合、やはりプロ(家庭教師・個別指導塾)にお任せすることをおすすめします。

中学受験を通して、親子関係が悪くなったり、終了したときに最悪の思い出にならないようにしておくことが大事です。

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最後に

この記事では、小学校6年生から中学受験に挑む場合の戦略と覚悟について詳しく解説しました。

なかなか厳しい戦いではありますが、高望みしなければ全く戦いに挑む方法がないわけではありません。

大事なことをもう一度まとめます。

  • まず、模試を受けお子さんの学力をしっかり把握し、偏差値・強い教科・弱い教科・弱い単元を洗いだしましょう
  • それに基づいて塾(僕は家庭教師・個別指導塾をおすすめ)に相談、学習プランを練ってもらいましょう
  • あとは今年10か月間は中学受験に全てを注ぐつもりで、ひたすら学習に取り組みましょう
  • そして、お子さんの学力を把握したのち塾と相談して、高望みせず現実的に狙える学校を志望していくようにしましょう

中学受験は親子協力して進めていかなければうまくいきません。

やると決めたからには、お子さんをしっかりサポートして良い受験にしていきたいですね。

この記事の監修者

中学受験(受検)のアレコレロゴ
中学受験(受検)のアレコレ編集部

中学受験・公立中高一貫校受検情報のブログ。2024年で運営9年目。9年間の経験をもとに中学受験、高校・大学受験・教育の情報・学習サービスについて各校・各地域のデータをまとめながら詳しく解説しています。その他、中高の生活・子育ての話。 役立つ情報満載です。⇒運営者情報はコチラ
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