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2020年、都立中高一貫校『南多摩中等教育学校』の大学合格実績が発表されたのでまとめていきます。
昨年の実績を確認したい方は、上部の『2019年』タブをクリックしていただければ、昨年の記事が表示されます。
興味のある方は、ぜひご確認くださいね。
もくじ
南多摩中等教育学校 主要国立大学合格実績(2020年)
まずは主要国立大学の合格実績になります。(現役の数字です)
主だった所で、
- 東大の合格数が昨年1名→今年3名
- 京大の合格数が昨年0名→今年2名
- 東工大の合格数が昨年2名→今年4名
- 東京外語大の合格数が昨年4名→今年7名
- 東京学芸大の合格数が昨年1名→今年5名
と増加しました。
今年は、卒業人数も137名と少ないながら、卒業人数に対する国立大合格の割合は、51名/137名で、37.2%。
昨年が26.7%、一昨年が25.7%ですから、10.5ポイントアップという素晴らしい結果です。

そうですね。
今年は万遍なく主要国立大の合格を獲得していますね。
もちろん、数字だけで判断することは良くないですが、教育の一定の成果が出たというのは間違いないですね。
素晴らしい数字です。
南多摩中等教育学校 早慶上理GMARCH合格実績(2020年)
続いて、早慶上理GMARCHの実績です。

そうです。
一昨年の実績が良すぎて、昨年が見劣りする感じになってしまったんですよね。
今年は、上智を少し減らしたものの
- 慶応の合格数が昨年7名→今年11名
- 早稲田の合格数が昨年17名→今年25名
- 東京理科大の合格数が昨年11名→今年23名
と増加しました。
トータル合格数の割合は48.9%と昨年の31.5%から17.4ポイントアップです。

GMARCHも結構良くて、
- 明治の合格数が昨年27名→今年48名
- 青学の合格数が昨年11名→今年18名
- 立教の合格数が昨年10名→今年20名
と増加しました。
GMARCH合計数146名。割合では106.6%と昨年に比べて29.2ポイントアップしています。
早慶上理GMARCHトータルでは213名で卒業人数が昨年に比べて9名少ないにも関わらず、プラスになりました。
そのため、割合が155.5%。昨年108.9%だったので、46.6ポイントアップとなっています。
最後に
南多摩中等の2020年の大学合格実績をまとめてみました。

そうですね。
一昨年、昨年と比べても主要国立合格率が10ポイント以上上昇していますし、早慶上理GMARCHの合格率も一昨年の153.9%よりも1.6ポイント上回ってます。
東大実績が一昨年の5名から比べると少ないですが、それを踏まえたとしても今年は最高の実績と言えるでしょうね。
都立中高一貫校は、人気・実績とともに年々偏差値も上がってきていますが、南多摩もご多分にもれず、ウナギのぼりです。
日能研R4偏差値でいうと、昨年55から今年は58まで上昇しています。
今年の実績をふまえると来年も人気があがっていきますし、偏差値も上昇していくと考えられます。
志望している人は、しっかりと対策を練って臨む必要があります。
おすすめ
先日、小石川、桜修館の2019年大学合格実績に関して記事にしましたが、続いて南多摩中等教育学校の2019年大学合格実績が出ていましたので、2018年の分と合わせて以下のとおりまとめます。
南多摩中等教育学校 2019年主要国立大合格実績
まずは国立の合格実績になります。
東大の合格数が減少しましたが、トータルでは昨年同様の実績です。
小石川の156名に対して65名の合格者、41.7%の合格率に比べると見劣りしますが、桜修館の151名に対して45名、29.8%と大体同じくらいです。
今のところ、今年は小石川の実績がすこぶる良かったようですね。
東大の合格者数が昨年の5名から1名というのが少し寂しい気がします。
南多摩中等教育学校 2019年早慶上理GMARCH合格実績
続いて私大、早慶上理GMARCHの実績です。
早慶上理に関しては昨年に比べて約半数になっています。
これはちょっと不思議ですね。
というか、一昨年の実績をみると昨年、今年の間くらいの実績なので、昨年の実績が異常値なのかもしれませんね。
昨年がすこぶる良かったのだと思います。
GMARCHに関しては、少し落としているものの113名、卒業人数の77.4%ということで、まぁ、昨年並み。
早慶上理が半数に落ちた分、早慶上理GMARCHのトータルで見た時は4割近く実績を落とした形になります。
学校としては昨年の実績がベースとなっているだけあって、厳しい結果であったと言えると思います。
最後に
小石川、桜修館の2019年の大学合格実績が良かったということと、昨年の南多摩の早慶上理実績がすこぶる良かったということで、今年は厳しい結果であった言えると思います。
とはいえ、R4偏差値55の公立校で146名の生徒数に対して主要国立大+早慶上理GMARCH=198の合格数を獲得しているわけですから、素晴らしい実績であることに変わりはありません。
小石川、桜修館同様、今後とも人気は続くでしょう。