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2020年、都立中高一貫校『都立武蔵高校・附属中学校』の大学合格実績が発表されたのでまとめていきます。
昨年の実績を確認したい方は、上部の『2019年』タブをクリックしていただければ、昨年の記事が表示されます。
興味のある方は、ぜひご確認くださいね。
もくじ
都立武蔵高校・附属中学校 主要国立大学合格実績(2020年)
まずは主要国立大学の合格実績になります。(現役の数字です)
学校名 | 武蔵高校・附属中学校 | |||||
予想 R4偏差値 | 61 | |||||
2023 | 2022 | 2021 | 2020 | 2019 | 2018 | |
卒業人数 | 187 | 180 | 194 | 196 | 193 | 194 |
東京大 | 8 | 8 | 6 | 7 | 4 | 11 |
京都大 | 2 | 3 | 4 | 0 | 2 | 1 |
一橋大 | 10 | 5 | 9 | 3 | 12 | 6 |
東京工業大 | 6 | 6 | 9 | 5 | 5 | 1 |
北海道大 | 2 | 6 | 1 | 6 | 0 | 2 |
東北大 | 5 | 1 | 1 | 1 | 3 | 1 |
大阪大 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 |
筑波大 | 2 | 2 | 1 | 4 | 5 | 2 |
千葉大 | 0 | 3 | 4 | 0 | 2 | 3 |
埼玉大 | 2 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 |
東京外語大 | 2 | 2 | 1 | 4 | 1 | 1 |
東京学芸大 | 2 | 1 | 4 | 2 | 2 | 2 |
東京農工大 | 3 | 6 | 3 | 4 | 5 | 8 |
東京芸術大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
東京医科歯科大 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 | 2 |
電気通信大 | 1 | 2 | 6 | 1 | 1 | 1 |
お茶の水女子大 | 1 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 |
横浜国大 | 1 | 5 | 4 | 1 | 1 | 3 |
東京都立大 | 5 | 5 | 12 | 8 | 6 | 7 |
横浜市立大 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
合計 | 53 | 57 | 69 | 51 | 54 | 53 |
卒業人数に対する上記主要国立大合格数の割合 | 28.3% | 31.7% | 35.6% | 26.0% | 28.0% | 27.3% |
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主だった所で、
- 東大の合格数が昨年4名→今年7名
- 北海道大の合格数が昨年0名→今年6名
- 東京外語大の合格数が昨年1名→今年4名
と増加しました。
- 京大の合格数が昨年2名→今年0名
- 一橋大の合格数が昨年12名→今年3名
と減少しました。
今年の卒業人数に対する主要国立大合格の割合は、51名/196名で、26.0%。
昨年が28.0%、一昨年が27.3%ですから、2.0ポイントダウンという感じです。
そうですね。
富士もそうでしたが、3年間安定した推移ですね。
今年は東大が7名と少し盛り返しました。
一昨年が11名だったので、そこまでは届かずといった所ですね。
都立武蔵高校・附属中学校 早慶上理GMARCH合格実績(2020年)
続いて、早慶上理GMARCHの実績です。
学校名 | 武蔵高校・附属中学校 | |||||
予想 R4偏差値 | 61 | |||||
2023 | 2022 | 2021 | 2020 | 2019 | 2018 | |
卒業人数 | 187 | 180 | 194 | 196 | 193 | 194 |
慶應義塾 | 33 | 26 | 28 | 20 | 48 | 26 |
早稲田 | 59 | 53 | 61 | 50 | 49 | 35 |
上智 | 40 | 29 | 20 | 12 | 26 | 8 |
東京理科 | 37 | 40 | 32 | 29 | 36 | 33 |
合計 | 169 | 148 | 141 | 111 | 159 | 102 |
卒業人数に対する早慶上理合格数の割合 | 90.4% | 82.2% | 72.7% | 56.6% | 82.4% | 52.6% |
明治 | 61 | 55 | 68 | 50 | 67 | 47 |
青山学院 | 24 | 14 | 18 | 13 | 20 | 14 |
立教 | 28 | 29 | 21 | 20 | 25 | 16 |
中央 | 30 | 25 | 35 | 23 | 40 | 25 |
法政 | 36 | 36 | 43 | 47 | 38 | 28 |
学習院 | 10 | 5 | 3 | 6 | 9 | 2 |
合計 | 189 | 164 | 188 | 159 | 199 | 132 |
卒業人数に対するGMARCH合格数の割合 | 101.1% | 91.1% | 96.9% | 81.1% | 103.1% | 68.0% |
早慶上理GMARCH総計 | 358 | 312 | 329 | 270 | 358 | 234 |
卒業人数に対する早慶上理GMARCH合格数の割合 | 191.4% | 173.3% | 169.6% | 137.8% | 185.5% | 120.6% |
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そうですね。
昨年は、早慶上理、GMARCHの実績ともに凄まじく良かったので、昨年対比で考えてしまうと仕方ないかなという感じです。
- 慶応の合格数が昨年48名→今年20名
- 早稲田の合格数が昨年49名→今年250名
- 上智の合格数が昨年26名→今年12名
- 東京理科大の合格数が昨年36名→今年29名
早慶上理トータル合格数では111名。割合は56.6%です。
そうなんですよね。
一昨年は52.6%なんで、今年とあまり変わりません。
昨年が良すぎましたね。
今年は早稲田だけキープしたものの、他はダウンしています。
続いて、GMARCHです。
- 明治の合格数が昨年67名→今年50名
- 青学の合格数が昨年20名→今年13名
- 立教の合格数が昨年25名→今年20名
- 中央の合格数が昨年40名→今年23名
- 法政の合格数が昨年38名→今年47名
- 学習院の合格数が昨年9名→今年6名
GMARCH合計数159名。割合では81.1%と昨年に比べて22ポイントダウンです。
法政だけ9名増えています。
早慶上理GMARCHトータルでは270名で、割合が137.8%。昨年185.5%だったので、47.7ポイントダウンとなっています。
最後に
都立武蔵高校・附属中学校 の2020年の大学合格実績をまとめてみました。
そうですね。
今年は、対前年で見ると数字的にはイマイチなんですが、一昨年からは伸ばしているので悪い結果ではありませんね。
卒業生の26%が主要国立大の合格を獲得し、早慶上理GMARCH合格率が137.8%。
早慶上理GMARCHを1/3で計算しても46%ですから、予測ですが卒業生の46%は主要国立大か、もしくは早慶上理GMARCH以上に進学しています。
武蔵は都立中高一貫校の中では偏差値的には高い方ですが、今年はさらに上がって、日能研R4偏差値63です。
さすが、都立中高一貫校の上位校なだけに実績は素晴らしいですね。
公立中高一貫校は、人気・実績とともに年々偏差値も上がってきていますので、難易度も高くなっています。
志望している人は、しっかりと対策を練って臨む必要があります。
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小石川、桜修館、南多摩、白鴎、三鷹、大泉高校、立川国際に続きまして、都立武蔵高校・附属中学校の2019大学合格実績を2018年の分と合わせて以下のとおりまとめます。
都立武蔵高校・附属中学校 2019年主要国立大学合格実績
まず、主要国立大学の実績です。
※先に言っておかなくてはならないのですが、2019年の卒業人数がみつからなかったので大泉高校 、立川国際同様2018年の卒業人数をそのまま入れてあります。
たぶん、大幅には変わらないと思いますんで、大幅に数字がブレることはないと思います。
武蔵高校・附属中学校 2019年国立大学合格実績 | ||
学校名 | 武蔵高校・附属中学校 | |
予想 R4偏差値 | 61 | |
2019年 | 2018年 | |
卒業人数 | 194 | 194 |
東京大 | 4 | 11 |
京都大 | 2 | 1 |
一橋大 | 12 | 6 |
東京工業大 | 5 | 1 |
北海道大 | 0 | 2 |
東北大 | 3 | 1 |
大阪大 | 1 | 0 |
筑波大 | 5 | 2 |
千葉大 | 2 | 3 |
埼玉大 | 2 | 0 |
東京外語大 | 1 | 1 |
東京学芸大 | 2 | 2 |
東京農工大 | 5 | 8 |
東京芸術大 | 0 | 0 |
東京医科歯科大 | 1 | 2 |
電気通信大 | 1 | 1 |
お茶の水女子大 | 1 | 1 |
横浜国大 | 1 | 3 |
首都大東京 | 6 | 7 |
横浜市立大 | 0 | 1 |
合計 | 54 | 53 |
卒業人数に対する上記主要国立大合格数の割合 | 27.8% | 27.3% |
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2019年の東大の合格数は4名です。
昨年が11名でしたので、7名ダウンです。
各学校でプラスマイナスがありトータルでは昨年並みといった感じです。
卒業人数を昨年同様194名とした場合、54名の合格者、27.8%の合格率です。
昨年が27.3%ですので、0.5ポイントアップです。
東大を7名減らしたものの、一橋大を6名→12名にアップ。東工大を1名→5名、筑波を2名→5名にアップしています。
このクラスの合格者が増加していることを考えると、全体的なレベルが落ちているわけではなく、たまたま東大合格者が今年は少なかっただけと考えられます。
都立武蔵高校・附属中学校 2019年早慶上理GMARCH合格実績
続いて私大、早慶上理GMARCHの実績です。
これも先に言っておかなくてはならないのですが、以下の表の数字は現役、既卒トータルの数字になっています。
今の段階だと、現役、既卒を分けたデータが見つからなかったので、とはいえ、それだけのためにこの表を出さないのも勿体ないということで、とりあえず、現役既卒トータルの数字を入れておきます。
無論、2018年の数字も現役既卒トータルの数字に入れ替えてあります。
比較ができなくなってしまいますので。
また、2019年の卒業人数がみつからなかったので大泉高校 、立川国際同様2018年の卒業人数をそのまま入れてあります。
表としてはイマイチになってしまいますが、ご了承の上、参考になさってください。
武蔵高校・附属中学校 2019年早慶上理GMARCH合格実績 | ||
※以下の合格者数は現役、既卒の合計数です。 | ||
学校名 | 武蔵高校・附属中学校 | |
予想 R4偏差値 | 61 | |
2019年 | 2018年 | |
卒業人数 | 194 | 194 |
慶應義塾 | 48 | 26 |
早稲田 | 49 | 35 |
上智 | 26 | 8 |
東京理科 | 36 | 33 |
合計 | 159 | 102 |
卒業人数に対する早慶上理合格数の割合 | 82.0% | 52.6% |
明治 | 67 | 47 |
青山学院 | 20 | 14 |
立教 | 25 | 16 |
中央 | 40 | 25 |
法政 | 38 | 28 |
学習院 | 9 | 2 |
合計 | 199 | 132 |
卒業人数に対するGMARCH合格数の割合 | 102.6% | 68.0% |
早慶上理GMARCH総計 | 358 | 234 |
卒業人数に対する早慶上理GMARCH合格数の割合 | 184.5% | 120.6% |
(無断転用・転載を禁じます) © 2019 中学受験(受検)のアレコレ |
早慶上理は合格者数159名、卒業人数を194名と仮定した場合、卒業人数の82.0%で昨年から29.4ポイントアップ。
GMARCHは合格者数199名、卒業人数の102.6%で昨年から34.6ポイントアップです。
早慶上理GMARCHのトータルは、358名の合格者で、卒業人数194名と仮定した場合、合格率184.5%。
昨年が120.6%ですので、63.9%アップした結果です。
早慶上理、GMARCHともにで昨年対比30%を超える上昇率です。凄まじい実績です。
これまた学校としてはホームラン級の実績と言えるでしょう。
最後に
今年の都立武蔵の実績は素晴らしいですね。
上記数字は先に注釈を付けておいた通り、現役、既卒のトータル合格者数になっています。
ですので、今回は他の学校と同列には扱えなかったのですが、東京都内でみると卒業人数に対する早慶上理GMARCH合格数の割合が桜修館176.2%、小石川162.2%です。
それに対して、都立武蔵は184.5%ですので都内トップということになりますね。
早慶上理GMARCHの合格総数が358名ということは1/3理論で考えた場合、119名で合格を叩き出したことになります。
卒業人数が194名とすると119名ということは61%ということです。
卒業人数の6割が国立大学、もしくは早慶上理GMARCH以上の大学へ進学していることになります。
あくまで推測ですけどね。
今年は凄まじい実績を残したことになります。
来年もまた倍率が上がりそうですね。