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総合型選抜(AO入試)で受かる人、落ちる人3つの違いとは?

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『中学受験のアレコレ』というサイト名ですが、この記事では大学受験の総合型選抜について専門家による詳しい情報をまとめています。是非ご活用ください!

  • 総合型選抜(AO入試)って一般入試と違って対策が難しい......受かる人ってどんな人なんだろうか?

この記事でも解説した通り、総合型選抜(AO入試)は一般入試と違い、学力だけでなく、

  • 高校の成績
  • 面接
  • 小論文

で合否を決定するため独学がしづらいです。

  • どのように勉強したらいいかよく分からない。

本などで対策を練ったとしても「どうも不安」というのが現実だと思います。

そして、総合型選抜(AO入試)のプロである筆者からみると

  • 総合型選抜(AO入試)で受かる人、落ちる人には「決定的な違い」

があります。

では、その違いとはどのようなものでしょうか?

この記事では、2011年の開塾以来、5,800人以上の受験生をサポートしてきた専門塾のプロ講師が、その指導経験から代表的な3つの違いを取り上げて解説します。

この記事を読んでわかること

  • 総合型選抜(AO入試)・推薦入試対策ができるおすすめの塾・予備校を詳しく紹介していきます。

この記事の執筆者

小杉 樹彦

✓東京都出身
✓博士(学術)横浜国立大学/修士(メディアデザイン学)慶應義塾大学
✓日本初の総合型選抜(AO入試)の専門家として洋々、臨海セミナーなどで教鞭を執り、現在は総合選抜型入試・推薦入試専門塾「 KOSSUN教育ラボ」の代表をつとめている。

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総合型選抜(AO入試)で受かる人、落ちる人3つの違いとは?

では、さっそく3つの違いを紹介していきます。

前述のとおり、筆者は、2011年の開塾以来、5,800人以上の受験生をサポートしてきた総合型選抜(AO入試)専門塾のプロ講師です。
是非参考にしていただけたと思います。

落ちる人は、受験校を「模試の偏差値」で決める。受かる人は「学部との相性」で決める。

一つ目は、タイトルの通り、

  • 落ちる人は、受験校を「模試の偏差値」で決める。
  • 受かる人は、受験校を「学部との相性」で決める。

です。

総合型選抜に「偏差値」のモノサシは通用しません。
一般選抜における難易度が、そのまま総合型選抜にも当てはまるわけではないのです。

例えば、偏差値70のA大学と、偏差値60のB大学があったとします。
総合型選抜を受験する場合、前者には合格し、後者には不合格になる例は少なくありません。

これは一般選抜ではあまり聞かないケースだと思います。

総合型選抜で逆転現象が起こる理由は、大学が合否を決めるにあたって偏差値ではなく「学部との相性」を重要視しているからです。

つまり、「アドミッション・ポリシー(入学者の受け入れ基本方針)」とのマッチングです。

全ての大学が、学部ごとにアドミッション・ポリシー(以下、AP)を掲げています。

この方針に沿って、受験生を受け入れているのです。

ですから、極端な例を挙げると、

  • 「偏差値は飛び抜けて高いけれど、APにはあまりマッチしない」

という受験生には不向きです。

この場合、明らかに一般選抜の方が合格の可能性は高いといえます。

ゆえに、多面的に受験生を評価する総合型選抜では、学部との相性を第一に考える必要があります。

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落ちる人は「過去の活動実績」をアピールする。受かる人は「将来のビジョン」をアピールする。

二つ目は、

  • 落ちる人は「過去の活動実績」をアピールする。
  • 受かる人は「将来のビジョン」をアピールする。

です。

これまで様々な活動に意欲的に取り組んできた人ほど「実績自慢」に陥りがちです。

しかし、それでは不合格へ一直線。得策とはいえません。

なぜなら、総合型選抜の評価の比重は、「過去<未来」だからです。

これまでどれだけ頑張ってきたか」を示す必要もありますが、それ以上に「これからどれだけ頑張りたいか」を詳しく語ることが大事です。

たとえ、あなたに今、「全国大会出場」「英検1級合格」といった特筆すべき活動実績がなくても心配する必要はありません。

それよりも、あなたが未来で実現したい世界観社会で活躍しているイメージを大学に伝えることの方がはるかに大切です。

受かる人は、過去の活動実績アピールは最小限にとどめ、未来のビジョン、つまり「将来どうなりたいか」「社会でどう活躍したいか」を語ります。

それを踏まえた上で、「過去の実績をもっとアピールしたい!」という人は、実績そのものを紹介するのではなく、その結果を得るまでに挫折経験から学んだこと、それによって自身がどう成長できたのか、その「過程」を伝えるように意識してください。

客観視できる結果よりも、目に見えづらいに過程をアピールすることにより、あなたの大学での活躍を入試担当者がイメージできるように伝えましょう。

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受かる人は「自分」で答えを決める。落ちる人は「他人」に答えを求める。

三つ目は、

  • 落ちる人は「他人」に答えを求める。
  • 受かる人は「自分」で答えを決める。

です。

総合型選抜には予め「答え」が用意されているわけではありません。
その点は、一つの決まった答えが存在する一般選抜と大きく異なります。

例えば、面接では一つの質問に対して、受験生の回答は複数考えられます。
大学入学後の研究テーマも、その動機も、卒業後の希望進路も一人ひとり違います。まさに十人十色です。

自分なりの答えを用意する過程で、受験生は悩み、迷うことがあるでしょう。
その際、周囲の頼れる人、例えば、高校の先生塾の講師に相談することは有効な手段となります。

ただし、最終的な答えは、いつ何時も「自分」で決めなければいけません。

あくまでも周囲の人は、あなたに問題解決に向けたヒントを与えてくれるサポーターです。
くれぐれも、あなた以外の「誰か」に答えを求めないことです。

ときには、高校の先生と、塾の講師とでアドバイスが分かれることもあるでしょう。
人の見え方や考え方は違って当然です。

そのような状況では、「どちらの意見が正しいか」と考えるのではなく、両者のアドバイスメリットデメリットを整理してみてください。

その上で、受験生自身が最終決断を下しましょう。

合格する人は、例外なく、自分の意思で道を切り拓いています。

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最後に

この記事では、総合型選抜に受かる人と落ちる人の決定的な違いについて解説しました。

いかがだったでしょうか?

  • 大事な事は、ぼんやり分かったけど、やはり独学でこれを理解することは難しい......

たしかにそうかもしれません。
もし、あなたが総合型選抜(AO入試)推薦入試を検討しているなら、ぜひ、KOSSUN教育ラボ無料個別相談会(完全予約定員制)に参加してみてください。

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この記事の監修者

KOSSUN教育ラボは、総合型選抜(AO入試)・推薦入試専門塾です。
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