東京都内の公立中高一貫校には併設型の学校が5校あります。
両国、武蔵、白鴎、大泉、富士の5つです。
併設型というのは高校募集をしない中等教育学校と違い高校からの入学があります。
いわゆる高入というやつですね。
東京都の発表によると、2022年までに、この5校の高校募集を停止するとのことです。
高校募集を停止して中学募集人数を増やす。
そして、中等教育学校と同じように完全中高一貫校にするという計画です。
このように、高校募集をやめて完全中高一貫化する流れが私立にもあります。
では、具体的にどこの学校が高校募集を停止するのでしょうか?
高校募集を停止する学校
学校名 | 停止する予定年度 | |
両国高校・附属中学校 | 公立 | 2022年度 |
武蔵高校・附属中学校 | 2021年度 | |
白鴎高校・附属中学校 | 未定(2021 or 2022) | |
大泉高校・附属中学校 | 2022年度 | |
富士高校・附属中学校 | 2021年度 | |
本郷中高 | 私立 | 2021年度 |
成城中高 | 2019年度 | |
豊島岡女子学園 | 2022年度 | |
渋谷教育学園幕張中高 | 未定ながら噂有 |
直近の情報だけピックアップしました。
成城は2019年度、今年すでに高校募集を停止しています。
本郷、豊島岡、渋幕(これは噂です)と名門校が多いだけに波紋を呼んでいますね。
東京都公立5校に関しては、高校募集を停止して、その分中学募集枠を増やすという噂もありますが、私立に関してはシンプルに高校募集を停止するということなので、高校受験生の機会損失でしかないので、まぁ、喪失感を感じる人がいても仕方ないかなと思います。
最後に
今回直近分、しかも東京近郊だけを紹介しましたが、全国をみるともっとあると思います。
また今の流れを見ると中高一貫校の高校募集停止はますます増えるのではないかと考えられます。
じゃ、中学受験をする家庭が増えるのか?というと、経済的な問題もあるので、そんな事はないでしょうね。
中学から自分のやりたいことが見つかり勉強に勤しむ子もいるでしょうし、やはり高校募集が減るというのは世知辛いなと感じてしまいます。