東京、千葉、埼玉、神奈川に続きまして茨城の実績をまとめました。
茨城県公立中高一貫校 2019年大学合格実績トータル | |||
学校名 | 茨城県立並木中等教育学校 | 茨城県立古河中等教育学校 | 茨城県立日立第一高等学校附属中学校 |
予想 R4偏差値 | 57 | 52 | - |
2019年 | 2019年 | 2019年 | |
卒業人数 | 153 | 116 | 237 |
東京大 | 6 | 1 | 1 |
京都大 | 2 | 1 | 1 |
一橋大 | 1 | 0 | 0 |
東京工業大 | 1 | 0 | 0 |
北海道大 | 4 | 1 | 2 |
東北大 | 5 | 2 | 5 |
大阪大 | 2 | 0 | 0 |
筑波大 | 15 | 6 | 11 |
千葉大 | 3 | 1 | 1 |
埼玉大 | 0 | 7 | 3 |
東京外語大 | 1 | 1 | 0 |
東京学芸大 | 1 | 0 | 1 |
東京農工大 | 1 | 0 | 2 |
東京芸術大 | 1 | 0 | 1 |
東京医科歯科大 | 1 | 0 | 0 |
電気通信大 | 1 | 0 | 0 |
お茶の水女子大 | 0 | 1 | 1 |
横浜国大 | 1 | 0 | 1 |
首都大東京 | 1 | 1 | 0 |
横浜市立大 | 1 | 0 | 2 |
合計 | 48 | 22 | 32 |
卒業人数に対する上記主要国立大合格数の割合 | 31.4% | 19.0% | 13.5% |
慶應義塾 | 12 | 1 | 3 |
早稲田 | 14 | 4 | 3 |
上智 | 8 | 4 | 1 |
東京理科 | 16 | 6 | 6 |
合計 | 50 | 15 | 13 |
卒業人数に対する早慶上理合格数の割合 | 32.7% | 12.9% | 5.5% |
明治 | 12 | 8 | 5 |
青山学院 | 7 | 6 | 1 |
立教 | 11 | 8 | 3 |
中央 | 8 | 8 | 6 |
法政 | 8 | 3 | 7 |
学習院 | 3 | 2 | 2 |
合計 | 49 | 35 | 24 |
卒業人数に対するGMARCH合格数の割合 | 32.0% | 30.2% | 10.1% |
早慶上理GMARCH総計 | 99 | 50 | 37 |
卒業人数に対する早慶上理GMARCH合格数の割合 | 64.7% | 43.1% | 15.6% |
主要国立+早慶上理GMARCH総計 | 147 | 72 | 69 |
卒業人数に対する主要国立+早慶上理GMARCH合格数の割合 | 96.1% | 62.1% | 29.1% |
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東大合格数、主要国立大合格数は?
茨城県公立中高一貫校3校の2019年東大合格数
1)県立並木中等教育学校・・・6名
2)県立古河中等教育学校・・・1名
3)県立日立第一高等学校附属中学校・・・1名
県内で先んじて中高一貫校として開校した並木が実績を上げています。
県内トップ2校が
土浦一校=20名(卒業人数:321名)
水戸一校=8名(卒業人数:321名)
という実績なので、卒業人数から考えると検討したのではないでしょうか。
0と1ではだいぶ違います。
茨城県公立中高一貫校3校の2019年主要国立大合格数
1)県立並木中等教育学校・・・48名
2)県立日立第一高等学校附属中学校・・・32名
3)県立古河中等教育学校・・・22名
ここでも並木の実績が目立ちます。
少ないながら主要国立大の合格を万遍なく獲得している感じです。
神奈川の時よろしく、お膝元、筑波大への合格を15名獲得しています。
日立第一も11名出していますね。
生徒数に対する主要国立大合格数の割合も並木が31.4%と卒業生の3割が国立大の合格を獲得しています。
他2校は
古河中等・・・19.0%
日立第一・・・13.5%
となっています。
古河中等は116名という少ない人数ながら筑波大=6名、埼玉大=7名と健闘しています。
早慶上理、GMARCHの合格数は?
茨城県公立中高一貫校3校の2019年早慶上理合格数
1)県立並木中等教育学校・・・50名(割合:32.7%)
2)県立古河中等教育学校・・・15名(割合:12.9%)
3)県立日立第一高等学校附属中学校・・・13名(割合:5.5%)
各校の実績をいつものように1/3理論で考えた場合、
県立並木中等教育学校・・・16名/卒業数153名=10.4%
県立古河中等教育学校・・・5名/卒業数116名=4.3%
県立日立第一高等学校附属中学校・・・4名/卒業数237名=1.6%
1~10%です。
ちょっと幅がありすぎて何とも言えない感じです。
並木に関しては、神奈川の時以上に違和感がありますね。
主要国立大に30%近い合格を出しているのに、早慶上理の1/3理論での合格率が10%くらい。
違和感を感じた神奈川の時でさえ17%くらいはありましたので10%というのは非常に少なく感じます。
やはり距離的な問題があるのでしょうかね。
茨城から都内の大学に通うのは厳しいでしょうから上京して一人暮らしをすることになります。
筑波大の合格が多い事を考えると、やはり地元への進学を第一と考える傾向があるように思います。
続いてGMARCHです。
茨城県公立中高一貫校3校の2019年GMARCH合格数
1)県立並木中等教育学校・・・49名(割合:32.0%)
2)県立古河中等教育学校・・・35名(割合:30.2%)
3)県立日立第一高等学校附属中学校・・・24名(割合:10.1%)
R4偏差値が同じくらいの神奈川、東京の学校と比べても少ないです。
先ほども申し上げた通り距離の問題もあるのかなぁっと推測されます。
最後に
最後に「早慶上理GMARCHの総合計」と「主要国立+早慶上理GMARCH総合計」です。
茨城県公立中高一貫校3校の2019年早慶上理+GMARCH合格数
1)県立並木中等教育学校・・・99名(割合:64.7%)
2)県立古河中等教育学校・・・50名(割合:43.1%)
3)県立日立第一高等学校附属中学校・・・37名(割合:15.6%)
茨城県公立中高一貫校3校の2019年主要国立大+早慶上理+GMARCH合格数
1)県立並木中等教育学校・・・147名(割合:96.1%)
2)県立古河中等教育学校・・・72名(割合:62.1%)
3)県立日立第一高等学校附属中学校・・・69名(割合:29.1%)
3校の中では並木が頭一つ抜き出てる感じですね。
先日、別記事でもご紹介しましたが茨城県では2022年までに公立中高一貫校を10校増設する計画となっています。
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茨城県で2022年までに公立中高一貫校が10校新設される件
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これによって県内の各拠点に中高一貫校ができる形になります。
いままで通学が困難なため上記3校へ志願していなかった地区の子供たちにも受け皿ができた形になります。
県内トップ校である水戸一校、土浦一校にも中学校が併設されます。
今後、茨城県の公立中高一貫校は今後間違いなく人気が出るでしょうし実績も上がっていく事が予想されます。