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渋渋・広尾学園・大学付属校 人気共学校への合格実績がイイのはこの塾だ!

 

この記事と、この記事に引き続き2019年塾別、東京都主要私立中高一貫校合格実績をまとめました。

とうさん
とうさん
次は、いよいよ共学校だね。
最近、人気が高いよね。共学校。

そうですね。

最近、大学付属校の人気が急上昇しています。

とうさん
とうさん
そうなの!?
なんで?

なかなか成績が伸びない。そんな時は?

  • 『わが子の成績がなかなか伸びない』
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大学付属校ブームと共学校化した元女子校の躍進

大学の付属校に入れば絶対ではないですが、高い確率で大学までエスカレーター式に進学できるからです。

「中高一貫で高校3年で受験をするくらいなら、いっその事、中高大までそのままエスカレーター式に進学してしまえ!」

という考え方ですね。

非常に合理的で個人的には好きな感じです。

とうさん
とうさん
たしかにね。
できるだけ受験はしなくないものね。

その通りですね。

受験のブログをやっていて、こんなこと言うのはなんですが受験て無駄ですよね。

人生において、そんなに意味があるとは思えないんです。個人的には。

学力を競って何の意味があるのか?

そんな事をするなら好きな事、興味のある事、夢中になれる事を極めた方がイイに決まってます。

受験はそれを邪魔する障害物以外の何物でもない。

「競争意識を鍛える」とか「努力したことで自信をつける」とか言われますが、詭弁に聞こえます。

無いに越したことないと思いませんか?

ちょっと個人的な意見が入り過ぎました。失礼しました。

とまぁ、そういった意味で東大にどうしても入りたいとか、そういう目標がある場合を除いて、中高大エスカレーターというのはとても合理的で良いと思うのです。

そして、「どうせ入るなら名の知れた伝統校が良い」というのが人情というもので慶應、早稲田、明治、青山、法政、国学院などの付属校の人気が高いです。

最近、そのような考え方をする親御さんが増えているようです。

とうさん
とうさん
なるほどな~。
たしかに受験のたびに塾に通ったりして教育費も湯水の如くかかるものね。
それを考えれば良い選択かもしれないね。

そういう事ですね。

そして、それと並んで「女子校から共学校化、そして進学校化」した学校の人気が高いですね。

とうさん
とうさん
へ~、そうなんだ。
それはどこなの?

あとで表を出すので見てもらうと分かりやすいんですが、

渋渋(渋谷教育学園渋谷中学)広尾学園三田国際都市大等々力なんかは元女子校です。

・渋渋=(旧)渋谷女子

・広尾学園=(旧)順心女子

・三田国際=(旧)戸板女子

・都市大等々力=(旧)東横学園

これが昔の学校名です。

少子化、大学全入時代の到来で、あまり偏差値の高くない女子校への入学者が減少しました。

運営が厳しくなってきた各校のテコ入れ政策というのが「共学化、進学校化」だったわけです。

その辺、興味のある方はこの記事も読んでみてください。

女子校から共学化、進学校化した学校一覧
女子校から共学化、進学校化した学校一覧

続きを見る

他にも同じような経緯をたどっている学校が表の中にあります。

・青陵=(旧)青蘭学院

・開智日本橋=(旧)日本橋女学館

・宝仙理数=(旧)中学女子部を廃止して宝仙理数インター中高を開設。宝仙学園女子部として高校を残す。

・かえつ=(旧)嘉悦女子

とうさん
とうさん
メチャメチャ、たくさんあるね。

そうですね。

こうやって表にするとたくさんありましたね。

この中でもいち早く結果を出したのが渋渋です。

渋渋を運営している渋谷教育学園には元々超強力な進学校を作り上げた実績がありました。

渋幕(渋谷教育学園幕張中)です。

このノウハウを元に渋女をテコ入れしました。

それが功を奏して毎年東大合格者を数10名を輩出する学校へと変貌を遂げました。

そして、もう一校成功例を挙げると広尾学園でしょうね。

広尾学園といえば、ジャガー横田さんの息子さんが受験してちょっと話題になりました。

これは別記事でも詳しく紹介していますが、広尾学園の前身である順心女子学園は資金不足で運営がままならず廃校寸前までいったようです。

共学化、インターナショナルコースの設置、そして、医進・サイエンスコースの設置と大変革を行い、R4偏差値60を超えるまでに進学校化しました。

女子校として伝統のある学校を変革することは相当大変な事だったでしょう。

とうさん
とうさん
そうだよね。
保守派の人達だって絶対にいるはずだしね。

その通りです。

成功するとは限らない共学化を進めるのは勇気のある決断だったと思います。

ということで能書きが長くなりましたが、表を見ていきましょう。

・2019年の実績を拾っています。

・集計しだすとキリがないのでとりあえず、SAPIX、四谷大塚、早稲田アカデミー、日能研、栄光ゼミナール主要5校の実績になります。

2019年 主要塾別 東京都私立中高一貫校 合格実績

縦列は東京都内の主要私立中高一貫校を男・女・共学別、日能研R4偏差値順に並べています。

横列は塾ごとに合格数の多い順に並べています。

別記事でもお知らせしましたが、トータルでは、

SAPIX=7,025名

四谷大塚=5,947名

早稲田アカデミー=4,693名

日能研=4,558名

栄光ゼミナール=2,047名

ってことでSAPIXが頭一つ出てる感じです。

その下、3校が接戦で、栄光がその後を走ってる感じですかね。

では、各塾の主要共学校の合格実績を見ていきましょう。

表上の緑色の部分です。

SAPIX=1,840

四谷大塚=1,952名

早稲田アカデミー=1,525名

日能研=1,272名

栄光ゼミナール=999名

女子校の時と同様、4校は接戦です。

その後ろを栄光ゼミナールが走っている感じです。

男子校、女子校ともにサピックスの実績が1番手でしたが共学校は四谷大塚がわずかにリードしています。
でも、まぁ、この表は全ての合格実績ではなく主要校をピックアップしているだけなので、わずかな差の時に、この表内で順位を付けても意味が無いんですけどね。はい。

でもまぁ、ここまでサピックスの一人勝ち感があったので、他塾が一矢報いた感じです。

慶應中等144名、渋渋214名、広尾学園327名。やはりサピックスは強かった

またまたサピックスの実績の話になってしまうんですが仕方がないです。

慶應中等=144名

渋渋=214名

広尾学園=327名

先ほど話した人気校「名門大学付属校」「共学校化、進学校化した女子校」である上記3校へ圧倒的な合格実績を出しています。

筑波大付属、早稲田実業に関しては同じくらい。

明大明治、法政に関しては四谷大塚、早稲田アカデミーの方が実績が良いです。

とはいえ、中学受験界では近年人気の高い渋渋、広尾学園の合格をこれだけ出しているのはスゴイですね。

人気が高いということは倍率も高いって事ですからね。

 最後に

今回は、塾別の私立共中学校への合格実績をまとめてみました。

とうさん
とうさん
最近の共学校人気の動向を含めて、とても良い情報だったよ。
それにしてもサピックス、サピックスって感じだね。

ありがとうございます。

僕もこれ以上「サピックス半端ない」って感じの事は言いたくないんですが、数字を見てしまうと仕方が無いですよね。

男子校女子校、今回の共学と近年のサピックスの実績は誰がどう見ても他塾から頭一つ出ています。

中学受験におけるサピックス人気はしばらく続くでしょうね。

ただし、毎度毎度、申し上げている通り「素晴らしい実績を上げている塾がお子さんの性格に合った塾とは限らない」という事は覚えておきましょうね。

あとは立地。自宅の近くにあればイイですが、あまりにも遠い場合はよく考えた方がよいでしょう。

実績と言うのは、あくまで断片に過ぎません。

十分に考えてお子さんの性格に合った塾を選ぶ事が大事です。

この記事の監修者

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中学受験(受検)のアレコレ編集部

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