地域によって「中学受験」に対する熱の違いはあれど、全国には数多くの私立中学校があり、各校「建学の精神」に基づき、子どもたちのため日々、真摯に学校運営に取り組んでいます。
この記事では、全国にある私立中学を一覧で紹介し、各校の魅力をお伝えしていければと考えています。
受験本番を目前に控えている皆さん、数年後、または将来、私立中学受験を考えている皆さんの学校選びの参考になればと思います。
全国おすすめ私立中学校一覧
さっそく、全国おすすめ私立中学校を紹介していきます。(順不同で紹介していきます)
本郷中学校・高等学校
所在地 | 東京都豊島区駒込4-11-1 |
日能研R4偏差値 | 60 |
URL | https://www.hongo.ed.jp/ |
概要 | 「文武両道」「自学自習」という教育方針の他にも 「生活習慣の確立」の3本の柱で次世代のリーダーとして 相応しい逞しい男子を育成するための教育を日々実践しています。 本郷では徹底した6年一貫教育を実施しており、 夢をあきらめないたくましさと、 揺るぎない自信をつけられます。 |
東京都内でも屈指の進学校として高い人気を誇る本郷では、教職員が一丸となってICT教育改革に力を入れています。
生徒全員にChromebookの配布をしていることはもちろんのこと、教員が使用するノートPCも軽くて使いやすいものを採用することで、より快適に授業ができるように整えられています。
予習や復習がしやすくなって学習全体の効率が良くなったのはもちろんのこと、文化祭での受験生に向けた過去問解説動画や、卒業論文発表会のアーカイブ配信など、生徒が主体的に動いてICTを活用した取り組みを行っている例もあります。
また、本郷の教員方は「紙の教科書を電子教科書に変える動きが必要」と考えているようで、これからより本郷のICT教育の改革が進んでいくことに期待が膨らみますね。
東洋大学京北中学高等学校
所在地 | 東京都文京区白山2-36-5 |
日能研R4偏差値 | 50 |
URL | https://www.toyo.ac.jp/toyodaikeihoku/ |
概要 | 「本当の教養を身に付けた国際人の育成」を教育理念として掲げ、 知識の多さだけではなく、本物の教養を身につけた 人間の育成を日々実践しています。 「哲学の白山」と呼ばれた東洋大学の付属校であるため、 自分の哲学を持った人材育成にも力を入れています。 付属校である東洋大学との積極的な体験講座や 学部説明会などの連携も特徴的です。 |
東洋大京北は、最新の設備とゆとりのある学習空間が魅力的です。
図書室は吹き抜けガラス張りの構造になっているため、自然光が入る開放的な空間になっています。
高校の図書室とは思えないような雰囲気で、勉学や読書に集中できます。
また、東洋大京北の設備の特徴は、自習室とは別に自習室前と職員室前に学習コーナーが用意されていることです。
特に職員室前の学習コーナーでは、疑問点があったらすぐに職員室に行って質問できるようになっているので、日々の勉強を時間のロスなく効率的に進められます。
物理・化学・生物・地学の目的に合わせて別で用意されている理科室や、快適さと清潔感にとことんこだわっているトイレも魅力的です。
横浜隼人中学・高等学校
所在地 | 横浜市瀬谷区阿久和南1丁目3‐1 |
日能研R4偏差値 | 35 |
URL | https://www.hayato.ed.jp/ |
概要 | 神奈川県にある私立の中高一貫校。 全教科にアクティブラーニング型の授業を導入し、 知識の定着と活用力の育成を目標としている。 |
英語と数学で習熟度別授業を取り入れ、生徒一人ひとりの学習状況に合わせたきめ細やかな学習指導を行っています。
年に4回実施される定期考査の後「習熟度クラス分け」があり、生徒の「やる気」につなげています。
また放課後の時間は、苦手教科の個別指導や定期考査の2週間前からは「アシスト補習(試験対策講座)」を行っています。
日常生活では、全員に配布される「隼人システム手帳」を活用し、毎日の生活や学習を振り返り、計画性、スケジュール管理を意識した生活に繋げています。
また、現在、女性3名、男性2名の計5名在籍しているスクールカウンセラーが、生徒の様々な相談にのっています。
麻布中学校・高等学校
所在地 | 東京都港区元麻布2-3-29 |
日能研R4偏差値 | 68 |
URL | https://www.azabu-jh.ed.jp/ |
概要 | 開成・武蔵と並んで「御三家」と呼ばれている麻布高校は、 38人の東大現役合格者を輩出した。 合格率は12.8%と、10人に1人以上が東大に現役合格しており、 2024年は理科Ⅲ類への合格者も輩出している。 もちろん、東大以外にも旧帝国大学・一橋大学 ・東京工業大学・医学部への合格者を多数輩出している。 |
麻布は、開成・武蔵と並んで「御三家」と呼ばれ、現在も高い人気を誇っている進学校です。
完全中高一貫校であり、高校からの入学生は募集していません。そのため、生徒全員が6年間を通して、徹底されたレベルの高い麻布の教育を受けることになります。
進学校に多い自由な校風であり、制服も校則もなく、全て生徒の良識に委ねられています。自由な校風の中で生徒一人ひとりがのびのびと学びを深められる点が、高い東大合格者数の秘訣なのでしょう。
また、麻布は戦後の学制改革以降、東大合格者数トップ10から1度も外れていない唯一の学校としても有名です。浪人含めて100人以上の合格者数を輩出していた年もあるため、今までもこれからも期待が高い学校です。
海城中学校・高等学校
所在地 | 東京都新宿区大久保3–6-1 |
日能研R4偏差値 | 65 |
URL | https://www.kaijo.ed.jp/ |
概要 | 現役合格者を42人輩出している海城は、 卒業生全体の13.3%が東大に合格している。 東大以外にも、一橋大学や東京工業大学などの 国公立大学には100人以上合格者を輩出しており、 医学部合格者は120人を超える。 |
海城は、東京都内でもかなり人気の高い完全中高一貫の進学校です。
平成23年から高校からの募集を停止しており、全生徒が6年間一貫した教育を受ける環境が整えられました。
海城では、6年間を3段階に分けており、学習習慣を確立するⅠ期、基礎学力を確立するⅡ期、大学受験にも対応できる学力を完成するⅢ期としています。
一般的な高校と同じように、高校2年生から理系と文系に分かれたクラス編成になりますが、どのクラスでも生徒一人ひとりの目指す進路に適したカリキュラムとなるように、教員が綿密なカリキュラム作りを徹底しています。
海城の授業の特徴は、習熟度授業を採用していないことにあります。多くの中学校や高校では、生徒のレベルごとにクラスを分けた習熟度授業を実施していますが、海城はその逆の授業方針を採用しています。
最後に
この記事では、当サイトがおすすめする全国のおすすめ私立中学校一覧で紹介しました。
私立中学校では、各校さまざまな特色のある取組、学校運営をおこなっています。
皆さんの学校選びの参考になるよう、今後さらに更新を増やしていきますので適宜チェックしていただけるとありがたいです!