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認可保育園入園のためのコツ。抑えておきたい3つの事

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認可保育園入園の難しさは様々なところで語られています。

入園のためのコツとか裏ワザとか、ネット上でも多くの記事があります。
どの記事もとても細かい事まで書いてあって、よく調べてらっしゃいます。

でも、情報が多すぎて、正直混乱してしまいませんか?

「結局、何が大事なのか分からない.....」

そうなんですよね。
様々な事が書かれ過ぎていて訳が分からなくなってしまいます。
という事でココでは簡単にポイントだけを書いていこうと思います。

なかなか成績が伸びない。そんな時は?

  • 『わが子の成績がなかなか伸びない』
    その場合、集団塾の学習環境がお子さんの性格に合っていないのかもしれません。
    一度、家庭教師を利用してみてはいかがでしょうか?
    以下は、当サイトがおすすめする安価で効果のあるオンラインでも受講できる家庭教師です。
    まずは無料体験授業だけでも受講してみてください。

利用できる人は?

利用できるのは以下の状況の方です。

  • 仕事をしている(週3日かつ一日4時間以上)
  • 疾病・心身に障害がある
  • 虐待やDVのおそれがあり社会的擁護が必要である
  • 出産をする
  • 親族の介護・看護をしている
  • 日中に自宅外で求職活動をしている(起業準備含む)
  • 災害に遭い、復旧にあたっている
  • 就学している(基本指数の細目に定める学校に限る)

「夫婦共働きなので預かってほしい」家庭が多いと思います。
(週3日かつ一日4時間以上)働いていれば利用できる権利はあるという事になります。

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入園までのスケジュール

以下、4月入園の場合のスケジュールです。

事前に各自希望園などを見学

  • 10月~12月:申し込み
    ~選考期間~
  • 2月:1次募集の結果発表と2次募集
    ~選考期間~
  • 3月:2次募集の結果発表
    ~3月中に面談、健康診断、入園説明~
  • 4月:入園

待機児童がいるという事は、定員オーバーという事ですから、0~3歳児クラスはよっぽどの事が無い限り4月入園でないと厳しいです。
4歳以上になると地域によっては年度途中で空きの出ることもあります。

また毎年、細かい日時は変わってきますが、大まかな月は同じだと思います。
細かい提出期限などはお住まいの各自治体で確認することをおすすめします。

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認可保育園の選考方法は?

ここからがこの記事のホントの肝の部分です。

「認可保育園の入園は点数で選考」されます。

かあさん
かあさん

点数制?それがイマイチ訳分からなくなる所なのよ

そうなんです。

「仕事を持っていれば保育園に預ける資格はある」
「申し込みのスケジュールも分かる」

ココまでは非常に簡単なんですが、点数ってなると訳分からなくなるんですよね。その通りです。

ザクッと説明しますね。

世の中で言われてる待機児童問題は、保育園の定員に対してそれ以上の人達が申込みをしているという事で問題になっているわけですよね。

つまり入園できる人、できない人がいるから問題なわけです。

では、その入園できる、できないは何で決まってるの?って話ですが、それは各家庭の状況を点数に変換してその高い順で決まっています。

例えば、私の住んでいる目黒区の令和2年度の案内によるとこんな感じです。

(出典:目黒区 令和2年度「保育施設利用のご案内」https://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/kosodate/hoiku/ninka/moshikomi/moushikomiannai.html)

グチャグチャっと難しい事が書いてありますが、例えば夫婦共働きの方は1を見てください。
そして、旦那さんと奥さんの二人の就労状況を点数を置き換えてみてください。

どうでしょうか?
あなたのご家庭は30~40点のどのあたりに位置しますでしょうか?

30点の家庭、35点、はたまた38点とバラバラだと思いますが、夫婦共働きで普通に会社員をしている場合は40点になりますね。
ほとんどの家庭は40点を持っているという事を覚えておいてください。
旦那さんが会社員で、奥さんがパートのご家庭なんかは少し点数が減る形になりますので、ちょっと厳しくなりますね。

なんとか42点をとる

先ほど申し上げたとおりほとんどのご家庭が40点(旦那さん20点+奥さん20点)をお持ちな訳ですから、入園を有利に進めるためには他の人よりも点数を高くしなければなりません。

では、どうすれば40点+αを取り、有利に進めることができるのでしょうか?

それは以下のとおりです。また目黒の資料を参考にさせていただきます。

(出典:目黒区「保育施設利用のご案内」)

この表(2)調整指数というのをご覧ください。

簡単にいうと、
「このどれかの状況に当てはまれば、調整指数分をプラスマイナスします」
ということなんですね。

その下に(3)がありますが、これは加点にはならないけど、もし同点だった場合は加味しますというオプション的な条件です。

ですから、あなたが目指すのは(2)の調整指数の加点をいかにして取るかという事になります。

ウチの次男を保育園に入れた6年前の古い情報になりますが、その時は

『42点を持っている家庭は全て希望園に入所できた』

と区の担当者から言われたのを覚えています。

では、具体的にどうやって加点をとるか?

表を上から下までズラっと見ると、マイナスってのは論外として、プラスになる項目はいくつかあるものの家庭の現況を加点するものばかりです。
家庭の現況を突然変えることは難しいですよね。

ですから、加点するためには、ズバリ、7と8のいずれかで加点を取るしか無いと思います。

「申し込み期限の12月までに何が何でも認可外保育園などに預けておく」

この一択です。

自宅近くの認可外保育園で予約を受け付けてくれる所に、できるだけ多く予約を入れておいて、空きが出次第、即入園するという事です。
これで2点がプラスされることになります。この2点がとても大きい。

ただし、このスケジュールには2つの痛みを伴います。

  1. まだ育休が残っていたとしても、それを捨てて職場復帰する奥さんの覚悟が必要。
  2. 高い保育料を払い認可外保育園へ預ける覚悟が必要。

②に関しては、3月までだからガマンガマンと思えばなんとかなるとして、①は結構な覚悟が必要です。即決を求められるからです。

『今日空きが出ました。入園するなら、即保育料の振込みをお願いします。』

『はい。今日中に振り込みますので、お願いします』

このくらいのスピード感が必要なのです。
このスピードで何ヶ月も休んでいた職場への復帰を決断しなくてはならないという事です。

6年前、我が家の次男の時は、あらかじめ奥さんが腹を決めていたので即答しその日に振込みし無事翌月からの入園が決定しました。それが11月15日の話です。

順序が逆になりますが、そこから職場に「来月から復帰したい」旨を伝えました。
職場のほうだって、急に言われてもってことになりますが、そこはゴリ押しするしかありません。

子供だって大変ですよね。
生後数ヶ月で突然どこぞの知らない人に預けられることになるわけですからね。

11月15日に決断し、12月1日には復帰。
その間、わずか15日間。
その15日間で気持ちの整理から保育園の準備まで全て済ませなければなりません。

12月に入園後は預けている保育園から受託証明を出してもらい1月の選考前までに区に出せば晴れて42点獲得となります

これで、少なくとも他の方々よりは2点プラスになり入園が有利に進むはずです。

ベビーシッターも受託証明を出せるかもしれない?

前項で、

「申し込み期限の12月までに何が何でも認可外保育園などに預けておく」

と書きましたが、とはいえ、認可外保育園も激戦でなかなか預けることができない地域もあるでしょう。

では、どうするか?

これまた、利用する会社によって「出せる所」と「出せない所」があるので、事前に確認が必要ですが、

  • ベビーシッターでも受託証明書が出せる会社があります。

ベビーシッターでであれば、予約待ちが必要な認可外保育園よりも利用するまでのハードルはグッと下がるはずです。

例を挙げると、ベビーシッター・家事代行サービスをおこなっている『キッズライン』では『受託証明書が出せる』とFAQページに表記があります。

念のため、利用前に確認してからご利用ください。

最後に

コツと言うか、我が家が「コレしかない」と考えて実行したやり方を書いてみましたが、なかなか厳しいです。気持ち的に。

でも、そこまで無理をしないと認可保育園には入園できないという状況がある事も事実ということですね。

ウチの奥さんのママ友さんの中でもこの状況を甘く見ていた方々がいて、

『厳しいとか言うけど、二人とも働いていれば入園できるわよねぇ。大丈夫よ』

なんて言ってらっしゃった方々はことごとく落選し、4月から預けるところがなくあまりの想定外の事態に混乱し2月15日の夜、ウチの嫁の電話が鳴り続け電話口でずっと慰め続けている姿を目撃しました。

そうならないためにも楽観視は禁物です。

それと、これ以外にも

  • 各園の昨年の倍率(待機児童数など)を確認すること。
  • それを参考に希望する園をできる限り多く書くこと。

をお勧めします。

毎日の事なので、そりゃ近くて通いやすい園がイイに決まっているのですが、ストライクゾーンを広く構えておかないと、もしも希望した園を落ちた時に本当に通える所が無くなってしまいます。

ある程度、余裕を持った戦略を立てる必要があると思います。

この記事の監修者

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中学受験(受検)のアレコレ編集部

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